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低身長男子でも着れるチェスターコートは2016年ユニクロU秋冬にあり?

小柄の小松です。今回はコートが似合わなくて悩んでいる方向けのチェスターコートについて。

秋冬メンズファッションの定番といえるチェスターコートですが、サイズやデザインなどを考えるとピッタリなものを見つけるのが難しいもの。低身長男子なら尚更です。

僕自身、理想的なチェスターコートが見つからず悩んでいたんですが、かなり正解に近いコートを見つけることができました。

低身長男子でも着れるチェスターコートは2016年ユニクロU秋冬にあり?

こちらが今回紹介する2016年ユニクロUのダブルフェイスウールブレンドチェスターコート

身長162cmの小松はブラックのSサイズを購入しました。

2016年というとかなり前のモデルですが、このコートを選んだ理由は大きく分けて3つあります。

着丈が短いユニクロUのロングコート

まず一番大きな理由はコートの着丈。Sサイズだと着丈96cmで、身長162cmの小松だとやや長い程度です。

クリストフルメールとのコラボ企画であるユニクロU。僕は2016年秋冬から見ていますが、ユニクロUはシーズンが変わるごとにオーバーサイズになってる傾向があります。

最近だと一番小さいサイズでもロングコートの着丈は100cm以上。ふくらはぎまで届くほどの長さです。

これはオーバーサイズが定番化してきたことが大きいといえるでしょう。

けれど2016年のユニクロUの着丈は比較的短め。

当時は普通の服を普通に着るという”ノームコア”というトレンドが切り替わるタイミング。なのでいまよりもスリムで短めの服が多かったんですね。

「別にコラボしてないユニクロのコートを買えばいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。

けれど実際に着てみると、通常ラインのユニクロコートは長すぎ・短すぎというパターンが多め。

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/420920?utm_medium=mobile_app&utm_source=PDP

2019年だと膝が半分出るサイズが多いです。

これだと脚の太さ・長さがクッキリ出やすいので、胴長短足の日本人が着こなすには工夫が必要になってきます。

ちなみに裾にはスリットも入っているので、歩きやすさもあります。

ユニクロUなのにそこまで長すぎない着丈。それがこのコートの最大の特徴です。

地味にならないポケットのデザイン

そしてこのコートはとても使いやすいデザインにまとまっています。理由はポケットの形です。

このポケットはコートの上から縫い付けてあるパッチポケットというタイプ。

パッチポケットは目立つので、黒コートに適度な装飾をプラスして、地味な印象を防いでくれるんです。

さらにこのコートには袖のボタンも付いてません。

チェスターコートはスーツの上から羽織ることも多い大人びたイメージのある服。

スーツ要素のあるデザインを削ぎ落とすことで、より街着で使いやすいコートに仕上げていたということになります。

2017年ユニクロUコートとの違い

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/402353?color=69&utm_medium=mobile_app&utm_source=PDP

実は2016年ユニクロUと似たようなコートが2017年にも出ています。ウールブレンドチェスターコートという商品です。

パッと見は同じに見えますが、まず2017年コートは着丈も身幅もゆったりしたつくり。当時試着したことがありますが、かなりブカブカでした。

つまり低身長男子だとジャストサイズで着るのが難しいんですね。

しかも2016年と比べると、フラップポケットが大きめのデザインに変更されています。

これだとたとえ着丈を短くお直ししても、全体のバランスが崩れやすくなってしまいます。

そしてもう1つ大きな違いが襟。2017年のほうが襟が下に落ちているように感じませんか?

これは主に襟のデザインが違うことが原因です。

上襟と下襟を縫い合わせてる部分。

これはゴージラインと呼ばれるものですが、2017年コートはゴージラインの位置が少し低くなっているんですね。

襟が低く見えると、コートにゆったりした雰囲気が出てラフな印象が強まりますが、そのぶん視線が下がってしまうというデメリットがあります。

つまり身長を高く、目線が上がる着こなしをしたい低身長男子とは少し相性が悪いんです。

2016年のコートはゴージラインが比較的高め。

なので視線が下がりにくく、コートの大人っぽさもキープしてくれるデザインになっています。

ちなみに2016年コートは袖の裏地にポリエステルが使われています。

ボディにカシミヤが使われていないので、通常ラインのウールカシミヤチェスターコートと比べると着心地は劣ります。

ただ古着で買ってもチクチク感は気にならないレベルでした。クリーニングに出せば問題なく使うことができます。

このコートは現在フリマサイトでしか手に入れることができないんですが、チェスターコート選びの参考にしてほしかったので、今回紹介させていただきました。

少し身幅・肩幅が広かったので、現在はお直し屋で狭くしてもらいました。

リュックやストール・帽子などの小物と合わせやすいので、メンズファッションの土台を固めてくれるコートとして重宝しています。

2016年のユニクロUは低身長男子でもギリギリ着れる服が多かったシーズン。

古いからって時代に合わないとは限らない。そう感じさせてくれる、バランスの取れたチェスターコートです。

 

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