小柄の小松です。今回は他人のアドバイスを素直に受け入れることの大事さについて。
他人からオシャレ・かっこいいと思われたいという考えは少なからずあるもの。
けれど着こなしを独りよがりに考え続けてると、誰からも受け入れてもらえない”宙ぶらりんなファッション”になってしまうかもしれません。
先日とあるイベントに行ってきたんですが、そこで感じたことをまとめたいと思います。
独りよがりなファッション・コーデが他人に好かれるとは限らないと感じた話
繰り返しになりますが、自分では上手くまとまってると感じたファッション・コーデでも、他人から受け入れられるとは限りません。
特に何年か洋服のことを考えている人ほど、独りよがりになりやすい傾向があるのではないかと考えています。
先日ファッションブロガーMBさんが主催する真夏の色男祭りというイベントに参加してきました。
このイベントのなかに1つコーナーがありました。
ファッションのMBさん、ボディビルダーの山本義徳さん、恋愛コンサルタントの山本早織さん。3人の視点で当日のコーディネートを審査してもらい、1位を決定するという企画です。

当日の僕はこの服装で行きました。
ポロシャツとスラックスという組合せを、サンダル・時計などビジネスで使わないような小物でハズすという方針でした。

採点の結果がコチラ。100点満点方式で左からMBさん、山本早織さん、山本義徳さんという順です。
コーナーの参加者は15人くらいだったと思うんですが、上位に入ることはできませんでした。ちなみに1位の方は合計265点くらい。
3名の方からいただいたコメントを通して、独りよがりだった問題点を振り返ります。
細かいこだわりを分かってもらうのはムリがある

まずボディビルダーの山本義徳さんからいただいたコメントについて。
いただいたのは”もう少し色があってもいいんじゃないか?”というアドバイス。ザックリいうと”地味”ということですね。
どれだけ細かいこだわりポイントがあったとしても、それが小さなことだと他人からはわからないものなんだということを痛感しました。

サンダルに白が入ってるし、ゴールドが散ってれば十分だと思い込んでいましたが、そんな自分のこだわりは通用しなかったわけです。
季節感を半袖・サンダルで出したとしても、地味と思われたらそれ以上イメージが変わることはない。
細かく表現するのではなく、もっとわかりやすく夏のイメージにあった着こなしにするべきだったと反省できるコメ不足ントをいただけたのでした。
〇〇系と言われてハッとした独りよがりなコーデ

次に恋愛コンサルタントの山本早織さんからコメントをいただきました。コメントは主に2つです。
・六本木にいそうなインテリ系
・バッグが大きいので、女性の荷物を代わりに持てない
まず”インテリ系”についてですが、これは主にメガネが原因だと思われます。
メガネをかけることで大人っぽさを出そうと思ってましたが、今回の着こなしだと”とっつきにくい印象”を与えてしまうとのことでした。

それとバッグの大きさについて。
片手が完全に塞がってしまうトートバッグだと、女性の荷物を代わりに持ってあげることができない。
手ぶらでいてくれたほうがよく、そのほうが余裕も出るという感じのコメントだったと思います(違ってたらすいません)。
このポロシャツ・スラックスという組合せをラフにするためにトートバッグを選んだんですが、それはあくまで着こなしの都合であって、相手に合わせているわけではない。
ここでも自分の都合に偏っていたことをあらためて考えさせられました。
メリハリを素材でわかりやすく出すという発想

最後はMBさんからコメントをいただきました。
いただいたコメントは”バッグをレザーに変えてみたらどうか?”というアドバイスです。
アイテムの素材にメリハリがないので、レザーのバッグを使えば、わかりやすく高級感を伝えることができるはずということでした。

光沢のあるナイロンのバッグでも十分だろうと思っていましたが、ハタから見たらそれでは不十分だったということ。
手持ちのバッグはナイロンやポリエステル系に偏っていましたが、わかりやすく上品さを伝えるためにはレザーを持っていたほうがいいのかもしれない。
あらためてアイテムの素材について考えさせられるコメントをMBさんからいただけました。
人からのアドバイスは成長のチャンス

3名の方からコメントをいただけてすごく考えさせられる時間でした。
繰り返しになりますが、自分のこだわりだけだと独りよがりになり、中途半端な着こなしになってしまうのだと思います。
自分はいろんな組合せを何年か試してきたから、それなりにまとまってるはず。そう考えているうちはまだまだ未熟なんだなと。
いただいたアドバイスはそれぞれ好み・考え方が違いますが、どれも貴重な意見なので絶対スルーしたくない。なので1つずつに絞って着こなしを変えてみます。
独りよがりになってると、無意識のうちに誰向けなのかわからない着こなしになっていくことを痛感。
自分のファッションは他人からどう見えてるのか。素直にアドバイスを受け入れることは成長するチャンスなんだと思いました。
