小柄の小松です。今回は意外と難しいグレーのスウェットパーカー選びについて。
パーカーはちょっとコンビニに出掛けるときから、カッコいい着こなしをしたいという場合まで使えますが、理想のパーカーを探そうとするとかなり苦戦します。
以前、こんなツイートをしました。
パーカーは「フードが大きければ小顔効果になる」という話がありますが、これは半分本当で半分嘘です。首回りがつまるほどのボリュームだと逆に大顔に見せてしまうし、特にグレーのパーカーは色味も合わないことが多くて大変。
シンプルな服ほど、体型にあったものを見つけるのはかなり難しいんです。
— 小柄の小松 (@komatsu162) July 9, 2019
パーカーは「フードが大きければ小顔効果になる」という話がありますが、これは半分本当で半分嘘です。首回りがつまるほどのボリュームだと逆に大顔に見せてしまうし、特にグレーのパーカーは色味も合わないことが多くて大変。
シンプルな服ほど、体型にあったものを見つけるのはかなり難しいんです。
今回は失敗談です。シンプル=簡単ではないことをお伝えしたいと思います。
グレーパーカーが似合わなくて3回失敗しました
一見選ぶのが簡単そうに思えるパーカーですが、僕はこのグレーパーカー選びで3回失敗しました。
グレーパーカーをスタイルが悪い人が選ぶときは、かなり細かいところまで気をつけないと不恰好になりやすいからです。
これがパーカー選びの失敗例。
あからさまに似合ってないものもありますが、全部どこかしら納得がいかなかったパーカーです。
「ユニクロのパーカーはフードが大きいからおすすめ」という話を聞いたことがあるかもしれません。ただ実際はそんな単純な話ではありません。
3着で失敗しましたが、それぞれ次の点で不満が残りました。
①フードの大きさとポケット
②色と生地の厚み
③ヒモの間隔
1つずつ確認していきたいと思います。
①フードの大きさとポケット
https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/411591?color=05&size=003&utm_medium=mobile_app&utm_source=PDP
まずはユニクロのグレーパーカーです。
通常のユニクロのものではなく、ユニクロUというシリーズ。クリストフルメールという有名な海外デザイナーが関わっているコラボのものです。
春夏、秋冬のラインナップが出るたびに展開されているパーカーなんですが、このパーカーにはデメリットが2つあります。
1つがフードが大きすぎることです。
「え?フードが大きいほうが小顔効果があるって聞いたことがあるよ?」という方もいるでしょう。
ですがあまりにもフードが大きすぎると首回りが埋まって、逆に顔が大きく見えやすくなってしまうんです。
フードを引っ張って横に広げればうまく誤魔化すこともできますが、基本的に大きすぎるとバランスは悪くなります。
特に低身長男子は上半身だけボリュームがあると、上下のメリハリが出すぎてしまうからです。
そしてこのユニクロUのパーカー、もう1つのデメリットはポケット。これが見えないデザインになっていることです。
普通のパーカーはカンガルーポケットという前面にポケットが見える形をしていますが、ユニクロUはそれを隠したデザイン。
スッキリしたデザインで一見カッコいいですが、ノッペリした印象を与えて、1枚で着ると物足りなさが出てしまうんです。
もちろんスッキリしたデザインのほうが好みという方もいると思いますが、低身長男子は着こなしに情報量・立体感があったほうがバランスがとりやすい。
色味はとてもいいんですが、フードとポケットの問題で納得がいかなかったのがユニクロUのパーカーです。
②色と生地の厚み
https://zozo.jp/sp/shop/tokyotshirtst/goods/36955513/?did=63076822
次にユナイテッドアスレというブランドのパーカーです。
フードに適度なボリュームのあるパーカーだと感じて注文してみたんですが、実物を見てかなりショックを受けました。
色味が写真と全く違ったからです。
実物はかなり明るめのグレー。
先日のデニムジャケットの記事でも書いたんですが、肌の色が濃い人がライトグレーなどの明るい服を着ると顔と服が分離して、チグハグな印象を与えてしまいます。
写真と実物の色が完全に同じということはありえないですが、グレーパーカーだとここまで差が出ることもありえます。
そしてもう1つ。生地の薄さです。
Tシャツやスウェットには”オンス”という表記が付いているものがあります。これは生地の厚さのこと。数字が大きいほど厚手の生地ということになります。
このパーカーは9.3オンスなんですが、実際触ってみるとかなり薄手。
ライトグレーパーカーの場合、生地の薄さが目立ってしまい、安っぽい貧相な印象に繋がってしまいやすいんですね。
生地の厚みを特に気にせず選んでしまったので自分が悪いんですが、素材も洋服選びの大事なポイントだということを再認識しました。
写真の色をあまり信用せず、生地の厚みについても確認したほうが失敗を防げます。
③ヒモの間隔
https://bit.ly/2LISHfJ
最後はpatagonia(パタゴニア)というブランドのパーカーです。
フードのボリュームはユニクロUより小さそうだし、色もこれなら暗めだろうと感じて注文しました。
色は写真とほぼ同じで少し暗めのグレー。肌の色と喧嘩することもありません。
Sサイズでいけると思ったんですが、袖・着丈どちらも長めになってしまい、XSに変えるか検討中。
サイズ選びは自分の責任なのでいいとして、実はもう1つ気になる点があります。フードを調節するヒモの部分です。
このヒモが伸びている穴、通常のパーカーより間隔が広くなっています。
ここが広いと、アウターを重ね着したときの首回りがゴチャついてしまって綺麗なシルエットになりにくい。
ヒモを結んであげれば解決できますが、毎回結ぶというのはとても面倒。かといってそのままにしておくと気になってしまう。
細かい話ですが、これだけでも見え方が変わってくるのでオススメしきれませんでした。
穴の位置を変えることができるかお直し屋さんに相談してみる予定ですが、おそらく無理なので別のパーカーを探すことになると思います。
フードのボリューム・色味・細かいデザインなど、グレーパーカー選びは意外と難しい。最高の1着を見つけるのはかなり時間がかかりそうです。