小柄の小松です。今回は秋冬に重宝するハイネック・モックネック系のTシャツについて。
秋冬はマフラー・パーカーなど、首元に高さを出す機会が増える季節ですが、重ね着することで手持ちの服にも高さを出すこともできます。
そんな便利な重ね着(レイヤード)ですが、このテクニックと相性のいいTシャツは意外と選び方が難しいもの。
今回、最も理想的といっていいTシャツをGUで見つけたので、その特徴を紹介していきたいと思います。
厚みと上品さがあるハイブリッドTシャツ
こちらが今回紹介するGUのポンチモックネックT(5分袖)
身長162cmの小松はホワイトのMサイズを購入しました。
GUのアイテムのなかでも光沢と高級感のあるポンチTシリーズ。
こちらは首元が高いモックネックver.になります。
他のポンチTシャツと同じく、上品な印象がありながら程よい厚みがあって着やすいのがポイント。
重ね着は裾をモタつかせないために厚手のTシャツを選ぶほうがいいんですが、厚くてもガサついた生地のTシャツだと着心地・見ためが悪くなってしまうもの。
GUのポンチTシャツの生地は、重ね着に必要な2つの要素を満たしてくれてるので、これだけでもとても使いやすいアイテムといえます。
顔が大きくても着れるゆったりした首回り
生地の次は細かいシルエットを確認していきます。まずは首回りから。
このモックネックTはMサイズ以上を選ぶと首回りに程よいゆとりができます。
そのおかげでニットと重ね着したときに首回りがキツくならず、顔が大きく見えるのを防いでくれることになります。
顔が大きい・首が太くて短いという方の場合、タートルネックなどを着ると必要以上に大顔を強調してしまうもの。
このモックネックTの襟を1回だけ折って使えば、スタイルを悪く見せず、首回りに程よく高さを出すことができます。
重ね着しやすいシンプルなスリット
そしてこのモックネックT、裾にスリットが入っています。
実はこのスリットも重ね着用のTシャツとしては最適なデザイン。スリットがあることで、重ね着したときに裾がモタつくのを防いでくれるからです。
裾からTシャツをチラ見せする場合、普段より大きめのサイズを選ぶことになります。
けれどそのぶん身幅が緩くなるので、裾丈はピッタリだけど生地が余ってモタついてしまうということが起きやすい。
GUのモックネックTを重ね着するとこのような感じに。
スリット効果で余った生地がコンパクトにまとまって、長さと身幅両方のバランスを取ることができるんですね。
スリットはモノによっては前後の幅が違うパターンもありますが、均等な幅なので重ね着でサイドが悪目立ちすることもない。
生地の厚み・首回りの緩さ、そしてスリットの効果。これほど重ね着にマッチしたTシャツはなかなかありません。
洗濯の縮みが少ないというメリット
素材やデザインだけでも魅力が詰まってるTシャツですが、洗濯による伸び縮みが少ないというのも使いやすいポイント。
実際に洗濯前後のサイズ変化をみてみます。
見ての通り、サイズ変化はほとんどありませんでした。特に裾丈の縮みが少なかったのが大きなポイント。
綿100%のTシャツだと洗濯するたびに縮んでしまうので、Tシャツの裾が隠れて重ね着ができないサイズになることがあるからです。
GUのモックネックTはポリエステルという化学繊維が多いので、これが縮みの少ない原因かと思います。
何度も洗濯すればもう少し縮む可能性もありますが、おそらくほとんど変わらないので重ね着の組合せをキープしやすいでしょう。
半袖なので袖のチラ見せはできませんが、重ね着は首回り・裾丈の2ヶ所がメイン。
長袖と比べると袖の着膨れが少なくなるので、むしろ半袖モックネックのほうが重ね着に使いやすいといえるでしょう。
首元に高さを出すことが多い秋冬の着こなし。
ニットからスウェットまで、1枚持ってるだけでかなり幅広く使いまわせるこのアイテムは、まさにマストバイといえるTシャツですGU ポンチモックネックT(5分袖)