小柄の小松です。今回は型崩れせず、洋服にピッタリはまるサイズのハンガー選びについて。
クローゼットを1ヶ所にまとめたい場合にネックになるのが、ニット・セーター類の型崩れ問題。
普通のハンガーだと肩がボコっとなるので、引き出しなどの別の場所にしまって置き場がバラバラになってるという方も多いのではないでしょうか?
そこで便利なのが、ニットが型崩れしないと評判のニトリとMAWAのハンガー。細かいデザインとサイズの違いを、3種類比べてみました。
細部のつくりは全然違う

今回比較するのはこの3本。
・ニトリハンガー3本組 幅42
・MAWAハンガー レディース10本組 幅40
・MAWAハンガー メンズ10本組 幅46

まずニトリは色もサイズも1種類のみです。
公式ではシルバー扱いですが、実物はくすんだグレーです。以下の画像は薄いものが多いですが、こちらの色味を参考にしてください。
MAWAハンガーはレディース・メンズの2サイズ展開。
僕はホワイトを持ってますが、他にシルバー・ブラック・ラメゴールドがあってカラー展開は豊富です。

パッと見ただけでは色以外の違いがわかりづらいですが、まずハンガーの先端が違います。
上のニトリは角ばったカーブですが、MAWAのほうがより滑らかな曲線を描いています。

重ねてみるとわかりますが、滑らかなカーブのMAWAハンガーのほうが、服への負担が少なくなる工夫がされているんですね。

写真だとわかりにくいですが、ニトリのほうが少しだけ厚みがあります。


素材はどちらも塩化ビニルというものが使われていて、すべりにくい仕様。
ただMAWAのほうは特殊な加工がされているようなので、より高級感があります。

さらにフックにも違いが。MAWAのほうがS字が細く、長めに作られていました。
このようにみると、MAWAのほうが細部までこだわったつくりになっていることがわかります。
ニトリは3本で300円、MAWAレディースは10本で2100円。単価で見るとMAWAのほうが100円高いので、その差はたしかに感じられます。
実際にハンガーにかけてみた

実際にニットをハンガーに通してみました。まずはMAWAのレディースから。
ここで使っているのはGUのニットMサイズです。

肩周りは凸凹が一切出ていません。
ハンガーに掛けたときの見栄えはあまり良くないですが、MAWAハンガーはニットへの負担を最小限にしてくれます。

一方のニトリのハンガー。ハンガーに掛けた状態はMAWAよりも綺麗になってることがわかります。
これはニトリのほうがボディに厚みがあることが理由だと考えられます。

ただ、肩周りは少しだけボコっと浮き出ています。
なので型崩れゼロとまではいかないクオリティです。


ちなみにMAWAのメンズはサイズ44cmですが、肩幅42.5cmのGUニットに使うと明らかにオーバーサイズ感が出ます。
ハンガーが袖まで伸びてると、いくら型崩れしにくいMAWAでも服にダメージがいってしまう。


ユニクロのLサイズのニットに掛けても少し大きめに感じます。
なのでMAWAのメンズユニクロ・GUでXL以上の服を着ている方に適したサイズといえるでしょう。
【結論】低身長男子ならMAWAのレディース

ということでニトリとMAWAのハンガーを比較しましたが、まとめると次のようになります。
・安くでそれなりのクオリティでいいならニトリ
・細かい部分までこだわりたければMAWA
・サイズはユニクロ・GUでXL前後で変わる
身長162cmの僕はもともとMAWAのレディースを使っていましたが、今後もこのハンガーで問題なさそうです。
写真映えしないのが唯一のデメリットなのでブログ上ではニトリを使うこともあるかと思いますが、低身長男子が普通に使ううえではMAWAのレディース一択で問題ないでしょう。

見ための綺麗さと機能性が両立してるハンガーはなかなか見つからないもの。
クローゼットに統一感を出したいという方は、今回の記事を参考にして一式揃えてみてください。
