小柄の小松です。今回はトラックジャケット(ジャージ)の合わせ方について。
トラックジャケットは定番アイテムですが、洋服のトレンドとしてもよく注目される洋服です。
adidasやNIKEなどが人気だと思いますが、あくまで”ジャージ”なので、そのままだと部屋着や運動着に見られやすいです。
そこで今回はトラックジャケットを普段着で使う、簡単な合わせ方を提案したいと思います。
トラックジャケットはダサいのか?簡単な着こなしは「スラックス×ローファー 」
ということでトラックジャケットを使った着こなし提案です。
使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。
★使用アイテム★
ユニクロ×JWA:ニットトラックブルゾン(L)
ユニクロ:ヒートテックコットンタートルネックT(3XL)
ユニクロ×JWA:カラーブロックソックス(25〜27cm)
soe:Perfect Slacks(0)
THE ONITSUKA:ビットローファー(25cm)
SOPHNET.:SOLOTEX CHECK TOTE BAG
soe:Key Ring With Leather Strap
soe:パールネックレス
Paul Smith:オーバーリムスクエア
この着こなしで気をつけたポイントを話していきます。
ジャージは大人っぽく合わせる
まずトラックジャケットを使うときは「大人っぽく見せる」のが基本的な方針です。
トラックジャケットという名前はなんだかカッコよく聞こえますが、平たく言えばジャージ。
何も考えずにジャージを着たら、どうしても部屋着とか運動着に見えてしまいます。
どこの有名ブランドの服だったとしても、あくまでジャージ。それは変わらないと思います。
ジャージを大人っぽく見せるなら、まずは細身のスラックスを合わせるのが簡単です。
スーツの服装でも使われるスラックスは、大人っぽさを出せる代表アイテム。
そもそもジーンズなどと比べると、スラックスを普段着で使う人はかなり少ないです。
しかもここ数年は太いパンツが浸透したので、細身のスラックスを穿く人はさらに減ってると思います。
さらに今回は革靴を使ってます。
適度に普段着らしさを出すために、普通の革靴ではなくローファーにしました。
上がジャージだから下をスラックス・革靴で整える。
発想がシンプルすぎてつまらないと思いますが、ジャージを簡単に大人っぽくできるのは間違いありません。
黒ならともかく、今回みたいに色が明るめのトラックジャケットなら尚更。
なのでまずはスラックス×革靴という組合せを試してみてほしいです。
ライン柄の色を拾う
続いてはジャージのライン柄について。
たいていのトラックジャケットには写真のようにラインが入ってると思います。
adidasなどがそうですが、サイドライン自体がブランドを象徴するデザインになってたりもします。
ただそのラインが単体で目立つと浮きやすい。なのでラインと同じ色をどこかに取り入れてみてください。
この方法は「色を拾う」という表現にしてます。
今回のトラックジャケットはベージュラインなので、近い色の靴下を合わせました。
色は黄色ですが、パッと見の印象が似てるのでOKとしてます。
単体で目立つライン柄でも、近い色が散りばめられてると悪目立ちを防げる。
着こなしに統一感を出せるので「色合わせを考えた服装にしてる」というのもアピールできます。
ただしライン柄が派手なほど、子どもっぽく見えやすいです。
だからこそスラックス・革靴で大人っぽさをキープするのが活きてきます。
洋服は上下ブルーで揃えてますが、靴下とライン柄だけで地味にはなりません。バッグでちょっと遊んだくらいです。
ラインが白なら白ソックス。もっと派手だとしても、基本的に靴下で色を拾えばOKだと思います。
「おじさんぽさ」を小物で消す
これは好みが分かれると思いますが、抵抗がなければ「おじさんぽさを和らげる小物」も取り入れてみてほしいです。
今回のトラックジャケットはかなり古風な印象で、どことなくおじさんぽい雰囲気があります。
なのでそれと逆のイメージがあるパールネックレスを首に付けました。
なるべく見える面積を減らすため、タートルネックTを重ね着してネックレスが沿うようにしました。
これはどちらかというと、ハーフジップ型のトラックジャケットで使える方法です。
フルジップの洋服よりスッキリした形なので、首元にアクセントを入れるとちょうどいいバランスになってくれます。
パールネックレスは抵抗がある人も多いので、ムリして使う必要はないと思います。実際タートルネックTだけでも問題ない組合せです。
おじさんぽさが出るときは小物でカバーしてみる。この考え方だけ頭の片隅に入れてみてほしいと思います。
①ジャージは大人っぽく合わせる
②ライン柄の色を拾う
③「おじさんぽさ」を小物で消す
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。