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ヘインズのビーフィーTシャツに刺繍を入れてオリジナルの洋服を作ってみた

小柄の小松です。今回はTシャツにオリジナルデザインをするお直しについて。

Tシャツは夏では1枚で、他の季節ではアウターとの重ね着で活躍してくれるメンズファッションの定番アイテム。

けれどポケット・プリント等がない無地Tシャツだと、どうしても地味な印象が出やすいもの。普通に着るとここ数年の”着飾るトレンド”には合わないこともあります。

そこで今回は無地Tシャツに”刺繍”をして、シンプルな洋服にデザイン性を足すお直しを紹介します。

ヘインズのビーフィーTシャツに刺繍を入れてオリジナルの洋服を作ってみた

タイトル通りですが、Tシャツの定番ブランドであるヘインズ(Hanes)のアイテムに刺繍を入れてみました。

今回使ったのはヘインズ BeefyTシャツ

2000円代で2枚セットのTシャツですが、今回のお直しのポイントをいくつか書いていきます。

ヘインズBeefyをボディに選んだ理由

今回ヘインズBeefyを選んだ一番の理由は素材です。

Beefyは薄い肌着と合わせても真夏に乳首が透けず、浮き出にくい適度な厚みがあります。

ヘビーウェイトと呼ばれる厚手Tシャツはガサガサした質感のものが多めですが、Beefyは表面がなめらか。

ガサガサした生地にも魅力はありますが、Tシャツを少しでも大人びた雰囲気に寄せるためにはツルッと滑らかなボディが理想的です。

そして脇に縫い目がない”丸胴編み”も重要なポイント。

身体への締め付けが減るので、がっしり体型の男性でもストレスフリーな着心地。ミニマリスト界隈でもよく話題に上がっています。

ユニクロのスーピマコットンTなど、ツヤのあるTシャツほど高級感はないですが、大人っぽさと使いやすさのバランス、さらに値段の安さも含めて理想的なTシャツといえるでしょう。

ちなみに今回のお直しはアセゾネというブランドの刺繍ロゴTシャツを参考にしています。なので厳密にいうとオリジナルではないです。

とても気に入っていたTシャツですが、生地が少し薄く、ジャストサイズで着ることもできなかったので、今回自分でつくることにしました。

✴︎裾丈・身幅をお直ししましたが、形が崩れ、丸胴編みもなくなって使いづらくなってしまいました。

ポイントは文字の位置・大きさ

刺繍はお直し屋さんに頼むことになりますが、ここで重要なポイントは2つ。文字の位置と大きさです。

まず大きさですが、アウターと重ね着する前提で気持ち大きめの文字にするのがいいかと思います。

今回は白いボディに黄色の刺繍をしていますが、プリントはある程度の大きさがあったほうが映えます。

日本語・英語から記号まで、ある程度の文字指定ができます。字体もいくつかバリエーションがあったのでゴシック体にしました。

事前に文字や大きさを紙に書いて、自宅でシミュレーションしてから頼むのがいいでしょう。

次に刺繍する位置ですが、これは胸の中央あたりを目安にするのがベターです。

上すぎても下すぎてもバランスが悪くなるので、こちらもできれば事前にシミュレーションしておくのがいいでしょう。

いま使ってるのは左です。右は位置が高すぎて1回失敗しました…。

また、裏はガーゼで固定してもらいました。こちらは刺繍屋さんからの提案でした。

洋服は洗濯すると伸び縮みが発生するものですが、刺繍はそれに合わせて形が崩れやすくなるらしいです。

裏なので特に目立つわけでもない。文字列の型崩れを減らすため、ガーゼでの固定はしておいたほうがいいでしょう。

あと、Tシャツは事前に家で何度か洗濯しておくのがベターです。

ヘインズBeefyは洗濯すると結構縮むので、ある程度サイズが固定されてから刺繍するのが安全です。身長162cmでがっしり体型の小松はMサイズです。

黄色い刺繍と聞くと派手そうですが、白のほうが明るい色なので意外と目立ちすぎず、ほどよく上品な印象をキープしてくれます。

刺繍1つでも着こなしの印象は変わります。使い方によってはオールシーズン活躍してくれる1着になるでしょう。

学校提携の刺繍屋なら800円代でできる?

ちなみに刺繍の料金ですが、僕がお願いしたお店では1枚800円代で済みました。

Tシャツは1枚約1000円なので、刺繍代と合わせても2000円以下ということになります。

僕はいろんな洋服のお直しを試していますが、この金額はかなり安いほうです。Tシャツの丈を短くするだけでも最低2000円は掛かるので。

僕が頼んだ店は、普段は小中学校のジャージなどを刺繍してるようでした。

こういった学校と提携してる刺繍屋さんは金額が安いのでしょう。ショッピングモール内にあるようなとこだと1500円くらいはかかると思われます。

ちなみに普通のお直し屋でも刺繍は頼むことはできますが、別業者に委託してるところがほとんどのようです。

仲介するぶん金額は上がりますし、”何文字でいくら”という単位のところもあるようです。

なので安く済ませたい場合は”地域の刺繍屋”で頼むのがベターです。学校という需要があるので、おそらく地域に1つはあると思います。

無地のTシャツはジャケット・コートなどに合わせやすく便利ですが、単体で着ると地味になってしまいがち。

今回のお直しは1回で済めばTシャツ本体と刺繍代を合わせても2000円以下。

ヘインズのTシャツはAmazonなどで1年中買えるので、いつでも気軽に試せる金額だと思います。ヘインズ BeefyTシャツ

 

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