小柄の小松です。今回はハンティングジャケットをインナーとして使う方法について。
男性的な雰囲気のあるハンティングジャケットですが、丈が短いモデルだと秋冬の防寒性に欠けるというデメリットもあります。
そこで今回はオシャレと防寒性を兼ねたテクニックを紹介。
ユニクロのハンティングジャケットを使って具体的な方法を提案していきます。
ハンティングジャケットをコートと重ね着するコーデ【コーデュロイを活用】
ということでハンティングジャケットをインナー使いする着こなしの提案です。
下記に使用アイテムを載せてますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
バブアー:ニューバーレーCN(36)
ユニクロ:ハンティングジャケット(XS)
ユニクロ×JWA:ローゲージクルーネックセーター(M)
ユニクロU:スーピマコットンTシャツ(M)
ユニクロ:セルビッジストレートジーンズ(29)
KLEMAN:FRODA(40)
アニアリ:レザートートバッグ
シルバーレイククラブ:革巾着ポーチ
ユニクロ×JWA:ニットグローブ(M)
ユニクロ:リブビーニー(白タグ+)
amp japan:イヤーカフ
JINS:ファインフィットシートチタン
この着こなしで気を付けたポイントを書いていきます。
無地のステンカラーコートと相性がいい理由
今回は”重ね着”がテーマなわけですが、ハンティングジャケットをインナーとして使うならステンカラーコート1択といえます。
画像の通りですが、ステンカラーコートは襟に高さがあるコート。そしてハンティングジャケットはそれをショート丈にしたようなデザイン。
つまり襟まわりの形が似ているので、そのまま重ねても自然な印象をつくることができるんですね。
実際ハンティングジャケットを他のコートと重ねると、どことなく不自然な形になります。
チェスターコートなんかが分かりやすいです。チェスターは襟が寝ているわけですが、それと対照的なハンティングジャケットを重ねると、襟が変に主張してしまう。
襟が寝てるコートには、同じように襟が低くなったアウターが合いやすい(パーカーは別ですが…)。
ここではMA-1ブルゾンという服を重ねてますが、あくまでコートのインナーとしておさまってくれるからこそ、バランスが取れています。
コートの形によってそれに適した重ね着アウターが決まってくる。なのでステンカラーコートの場合はハンティングジャケットとの相性が抜群なんですね。
襟と袖を重ねるだけ
画像の段階でわかると思いますが、ポイントは襟と袖先の2ヶ所です。
今回のハンティングジャケットは先端がコーデュロイに切り替わってるモデル。
そのデザインを活かすため、ステンカラーコートの襟・袖からコーデュロイが見えるように重ね着してみてください、
まず襟はこんな感じですね。
襟の大きさが全く同じということはないはずですが、大きさが近ければ重ねても違和感はそこまで出ません。
ボタンを開けて着るとハンティングジャケットのボディが見えるので、ここは実際に着たときに適度に隠してあげる必要があります。
そして袖先ですが、こちらはコートの袖を折り返してから重ねるのがベターです。
袖丈が全く同じということもないはずなので、内側となるコートの袖丈をコンパクトにして調整することになります。
コートの生地が分厚いと重ねにくいですが、最近のコートは以前より生地が薄いものが増えているので、重ねてもそこまで変にはならないはず。
そうして重ね着したのがこの着こなしです。
防寒性が高まるのはもちろん、襟・袖のコーデュロイが着こなしのアクセントになるので一石二鳥。
使ってるコートは春夏用のサラッとした素材ですが、コーデュロイを重ねたことで秋冬の暖かい印象もプラスできます。
屋内で脱ぐときもこの状態で2着まとめて脱げば問題なし。シンプルな方法ですが、かなりメリットが多いテクニックといえるでしょう。
帽子をかぶって視線誘導する
重ね着自体は簡単ですが、実際の着こなしでは帽子をかぶるほうがベターではないかと思います。
襟・袖が切替になっていると顔より下が目立ちやすい。さらにハンティングジャケットのボディも少し見えるので、それらのデザインに顔が負けてしまう可能性が高い。
なので今回はほどよく目立つニット帽をかぶり、切替や細かい部分が悪目立ちしないようにしました。
ただしニット帽をかぶると子どもっぽく見えやすいので、革靴・レザーバッグなどで大人っぽく寄せたほうがいいでしょう。
もちろん大して気にならないという人はニット帽無しでもOKです。
今回使ったハンティングジャケットは襟がブラウンの切替仕様でしたが、素材さえ切り替わってればアクセントになる。
なのでオールブラックのハンティングジャケットでも同じように活用できるかと思います。
ということで今回のポイントは…
・重ね着するならステンカラーコート1択
・襟と袖を重ねるだけでOK
・帽子をかぶって視線誘導するとベター
ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。