小柄の小松です。今回は1月に買わないほうがいい洋服について。
1月はどこのブランドもセール・値下げが多く、洋服を安く買えるタイミングだと思います。
たしかに安く買えるのは嬉しいですが、たくさん買ったら結果的にお金が掛かりますし、気付いたらクローゼットがパンパンになる可能性もあります。
そこで今回は「買っちゃダメな服」や「買いすぎを防ぐ考え方」について提案していきたいと思います。
1月にセール・値下げの冬服は買わない方がいい?買いすぎを防ぐ5つのポイント
ということで1月にセール品を買うときの注意点です。
まず最初に「ダメな選び方」や「買わないほうがいい服」についてポイントを紹介します。
そのあと買っても失敗しないアイテムや、1月の買い物方針について話してします。
色・サイズ欠けは諦める

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E450543-000/00?colorDisplayCode=32&sizeDisplayCode=004
見出しの通りです。欲しい色やサイズがないときはキッパリ諦めてみてください。
そもそもセール・値下げ品というのは、いってしまえば売れ残りのようなものです。
3色とかSMLサイズとか複数展開してるなかで、定価で売れなかった服が残ってる。
逆にいうと、みんなが欲しいと思うような色・サイズはほとんど売れてしまっています。
そうすると色・サイズどちらかが合わない可能性が高い。でも安くなってるので「まぁコッチでもいいか」と妥協して買ってしまうことがあるんですね。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E450544-000/00?colorDisplayCode=01&sizeDisplayCode=004
特にわかりやすいのはユニクロのカシミヤセーターだと思います。
毎年1月はセールや値下げでカシミヤセーターが安くなってますが、この時期になると色・サイズはかなり欠けてます。
色だと使いやすい白黒グレーから先に売れていき、派手な赤など使いにくいカラーが残ってたりします。
そしてサイズはL以上だとほとんど残ってないはずです。
ユニクロのセーターは身幅がタイトなので大きいサイズから売れていきます。なので1月だとSとかMくらいしか残らなかったりします。

ちなみに身長162cmの小松だとMとLの中間が理想なので、大半の男性がL以上じゃないとサイズが合わないはずです。
つまり「使いにくい色×合わないサイズ」なので、失敗する確率がかなり高いんですね。

それとこの時期のカシミヤセーターは売り場が荒れやすいです。
これは過去の写真ですが、正直なところ目も当てられないような状態になります。
1万円以上するカシミヤセーターは普段だとあまり買われないですが、値下げされた瞬間にゲットしにくる人が多いです。

個人的にはそういう棚から買った洋服を大切に着るとは思えません。
しかも安くなってるとはいえ、そこそこ高いじゃないですか。だったら定価で別の洋服を買って、長く着たほうがベターだと思います。
カシミヤセーターは極端な例ですが、色とサイズを妥協して買うのは基本的にやめたほうがベターです。
値引率で選ばない

続いては値引き率の話。簡単にいうと「50%も安くなってるなら超お得!」という考えを捨ててみてほしいです。
たとえば同じ3万の洋服でも、ブランドによって値引き率は違います。5000円安いところもあれば、2万円安くしてるところもあります。
当たり前ですが、2万円安いほうがお得ですよね。けれどそれは安さだけを基準にしてるので、冷静な判断ができてないことが多いです。

これはZOZOTOWNでブランドを検索するとわかりやすいかと思います。
値引き率がバラバラですが、これは同じセレクトショップの中でも服ごとに違っていて、ショップによって50%以上引いてるところもあります。
ただ一度考えてみてほしいのは「値引きする前に欲しいと思っていたか?」ということです。
洋服を定価で買うときって結構慎重に選んでるはずです。「全部は買えないから、この中で1番好きな服にしよう」という感じで。
厳選した段階でもう買わなかった服への熱量は一度冷めてると思います。それをセールに掛かったあとに買っても、最初に見たときよりテンションは上がらないはずです。

もちろんセールで買うのが絶対NGというわけじゃないです。
実際僕は春夏のセールでこのスラックスを購入しましたが、そのシーズンに定価で買った服より気に入っていたりします。
なのであとからその服の魅力に気付いて買うというのはアリだと思います。
ただ定価が高い服ほど値引き率も高いので、冷静な判断をしにくいのは間違いないでしょう。
コートは買わない

続いては洋服のカテゴリーについてですが、アウターをセールで買うのも慎重になったほうがいいです。
特にコート類。服好きの人はすでにコートを何着か持ってるはずですが、セール時期に買い足してもおそらくほとんど着ることはないと思います。
秋冬コートを遠慮なく着れるのは、だいたい3月の頭くらいまで。そこから先は春らしい服装にシフトしていきます。
そう考えると秋冬コートを1月に買ってもすぐ着れなくなってしまいます。

https://www.fashion-press.net/news/97238
しかも1月はセールだけでなく春夏の新作コートが発売されたりします。
たとえばユニクロUも毎年1月にコートを売り始めますよね?もし新作も欲しくなったら、1月にコートを2着買うことになってしまいます。
コートは基本的に高いので、1ヶ月で2着というのはお財布に優しくない。
それなら秋冬コートをキッパリ諦めて、春夏コートを楽しみに待ったほうが得だと思います。
絶対買うなということではありませんが、1月のセールでコートを買うのは基本的にやめたほうがベターです。
買うべきは小物

ここまでは買わないほうがいい洋服の話でしたが、小物ならセールで買っても失敗しづらいと考えてます。
たとえば帽子やキーリング・ブローチなど。季節を問わず使えるアイテムなら、秋冬が終わってもそのまま活躍してくれるからです。
バッグなども春夏にそのまま使うことができるでしょう。

それと小物ではないですが「どうしてもないと困るアイテム」も買ってOKだと考えてます。
たとえば手袋やウルトラライトダウンベストなど。1,2月はかなり寒いですが「どうしても耐えられない」と感じるなら買っても問題ないと思います。
ウールなど毛羽立ちのある素材だと使える期間は短いですが、ダウンベストや機能素材の手袋なら3月に使ってもそこまで違和感は出ません。
実際3月はダウンベストを着てる人がチラホラいるので、使っていても1人だけ浮くということはないはずです。
春夏に備えよう
繰り返しになりますが、1月はセールと春夏新作が並ぶ繋ぎめのシーズンです。
この時期にセール品ばかり買ってると、春夏の洋服を買うタイミングを逃しやすいです。単純にお金も足りなくなるでしょう。
なのでセール・値下げ品に関しては「早めにチェックして、なければキッパリ諦める」が賢い選び方だと思います。
おそらくですが、この記事を読んでる間に春夏の名作はどんどん売れていってます。1月というのはそういう時期です。

「1月に春夏の服なんて早すぎる」と感じるかもしれませんが、オシャレな人・感度の高い人は11〜12月からチェックを始めてたりします。
以前僕の好きなブランドが初売りをしたとき「夕方に行けばいいかな?」と思っていたら、昼間のうちに小さいサイズが完売したことがありました。
つまり油断してると、新作を見ることすらできない場合もある。なのでセールに集中しすぎるのは危険なんですね。
「安い服が買えればそれでOK」という人は問題ありません。
けれど1年のはじめから失敗したくない人は、早い段階で春夏モードに切り替えてほしいと思います。
①色・サイズ欠けは諦める
②値引率で選ばない
③コートは買わない
④買うべきは小物
⑤春夏に備えよう
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。
