小柄の小松です。今回はジョガーパンツの選び方について。
裾まわりがキュッと細いのが特徴的なジョガーパンツ。
けれどあまりにも細すぎるとパツパツな印象が強く「なんか似合わないなぁ」と感じることもあります。
意外と難しいジョガーパンツ。今回はその選び方について提案したいと思います。
短足に見えないジョガーパンツの選び方【似合わない・難しい理由は「裾と色」】
ということでジョガーパンツの選び方についてです。
サイズや色、裾まわりのデザインなど、それぞれのポイントを話していきます。
どの話にも共通してるのは「なるべくパツパツに見えないように選ぶ」ということです。
細身サイズを選ぶと失敗する
まず1番のポイントは「あまりに細すぎるサイズは失敗する」ということです。
ジョガーパンツは裾まわりがキュッと絞られてるパンツ。
細いという特徴はスキニーパンツと同じですが、より細さが強調されるのがジョガーパンツ。
あまりに細いものを選ぶと、スキニーより足の太さ・長さがバレやすくなってしまうんですね。
https://zozo.jp/sp/shop/nike/goods/52809306/?did=86740112
これに沿って考えると、有名ブランドのジョガーパンツは難しいということになります。
写真はNIKEのテックフリース。おそらく無地のジョガーパンツで1番有名なものだと思います。
テックフリースはともかくピタッと細いのが特徴。
こういったパンツを穿くと、ふくらはぎから裾まで思いっきり脚のラインを拾うことになります。
脚が細長い人なら特に問題ないですが、そうでなければスタイルの悪さがバレやすくなってしまうんですね。
なのでジョガーパンツを選ぶときは「ちょっと緩いサイズ」にするのがポイント。
太ももよりも下半分が重要です。
ふくらはぎは1番フィット感が目立つところなので、そこがパツパツに見えなければOK。
NIKEやadidasなどのスポーツブランドはとにかく作りが細め。サイズのことだけ考えると、実はユニクロのほうが適度なフィット感で穿きやすいことが多いです。
「いつかテックフリースを買いたい」と考えてる方もいると思いますが、体型にコンプレックスがある人は慎重に選んだほうがベターです。
黒・ネイビーは見え方が違う
次は色選びについて。
定番の色は黒・グレー・ネイビーの3色ですが、どの色を選ぶかで印象は変わってきます。
簡単にいうと、細い形ならグレー・ネイビーを。太い形は黒を選ぶのがベター。
洋服は色が明るければ太く見えて、逆に暗いと細く見える傾向があります。
つまり少し細い形でも、色選びを活用すればパツパツに見えにくいのです。
最初に載せた写真はネイビーのジョガーパンツ。
「ちょっと緩いサイズを選ぶ」と話しましたが、色をダークネイビーにすることで黒より太く見せています。
黒とネイビーは近い色ですが、ほんの少し違うだけでパンツの細さを変えることができます。
もっと明るいブルーだとこんな感じ。
色が明るくなるほどパンツは太く見えるので、パツパツ感は減らせます。
ただしラフな印象が強くなるので着こなしのハードルは上がります。そう考えるとライトグレーのジョガーも難しいです。
なので使いやすさを考えたら、色はダークネイビー・ダークグレーが安定といえるでしょう。
黒は細く見えますが、もとのサイズが緩ければパツパツ感はあまり出ません。
・細い形ならネイビー(ダークグレー)
・やや太い形ならブラックでもOK
ちょっと複雑ですが、サイズと色を両方考えれば使いやすいジョガーパンツを見つけやすいと思います。
「もんぺ型」のほうが使いやすい?
もう1つは「裾の形」について。
ジョガーパンツと言っても”裾”はいろんな形があります。
この裾の形によっても、使いやすさやイメージが変わってきます。
まずわかりやすいのがこの形。スポーツ用として使われるタイプです。
やや縦長に絞ったリブですが、このタイプは足首を1番細く見せる形。
しかも2つを比べると、リブの高さも違います。
パツパツ感を減らしたい人は、なるべくリブが低いものを選ぶと使いやすくなります。
もう1つはこの形。いわゆる「もんぺ」と呼ばれるタイプです。
もともとは女性の労働用・保温用として始まったパンツ。
スポーツ用のジョガーよりリブが低いのが特徴です。
「脚の形を拾わない」という点では、意外とこちらのほうが使いやすいです。
ただし作業着や部屋着っぽさが出やすいので、着こなしの工夫は必要になってきます。
なのでどのジョガーパンツにもメリット・デメリットがあることになります。
けれど「脚をパツパツに見せない」という点に気をつければ、どれを選んでもOKです。
サイズや色・形など考えることは多いですが、デニムやスラックスに飽きた人ほどチャレンジしてみてほしいです。
①細身サイズを選ぶと失敗する
②黒・ネイビーは見え方が違う
③ 「もんぺ型」のほうが使いやすい?
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。