小柄の小松です。今回は1着の黒アウターで着回す方法について。
黒いアウターは大人っぽい印象をつくれる便利なアイテム。もっと他の洋服も欲しいけど、お金をそんなに使えないという人も多いと思います。
そこで今回はちょうどいい大人っぽさのシャツジャケットを使って5パターンの服装を紹介。
シンプルな定番アイテムを使っているので、まだ洋服をそんなに持ってない人でも参考にしてもらえるはずです。
ユニクロのシャツジャケットを使った簡単な着回し【メンズコーデ5選】
ということでシャツジャケットを使った着こなし提案です。
使ってるのはユニクロ×セオリーのストレッチシャツジャケット。2021年モデルのLサイズです。
ユニクロが今年出してる感動シャツジャケットや、コーチジャケットでも再現できると思います。
①明るい色をプラス
まずは今回のベースになる簡単な服装から。
シャツジャケットは大人っぽい服ですが、テーラードジャケットよりは普段着寄りでちょっとラフ。
その特徴を活かして、全体をモノトーンにしつつ緩いシルエットにしました。
パンツはスラックスですが、滑らかなワイドスラックスにして少しだけラフに見せています。
インナーはプリントT。7分袖ですが半袖・長袖なんでもOK。
プリントTは子どもっぽい服ですが、白黒で面積が小さければそこまでラフには見えません。
インナーが無地だと地味すぎる。そんなときはこういうシンプルなTシャツが活躍してくれます。
スニーカーはadidasのスーパースター。わかりやすく明るさを足すために使っていますり
白スニーカーで有名なのはスタンスミスですが、真っ白だと足元に目線がいきすぎてスタイルが悪く見えやすい。
実は黒いラインが入ってるスーパースターのほうが、黒パンツとの繋がりも綺麗で使いやすいです。
しかもほどよく丸いので、ワイドパンツをかぶせたときにボリューム感を揃えられる。
下半身の組合せは「ワイドパンツ×やや細い靴」が最近の主流なので、さりげなくトレンドに寄せることもできます。
ちなみにパンツはブランドものですが、ユニクロレディースのストレッチパンツで全く問題ないです。
裾幅が適度に広いので、スニーカーにかぶせたときにスッキリおさまってくれます。
②キャップ・Tシャツで装飾
続いてはキャップを使った着こなし。
スニーカーを黒に変えて地味になったので、今度はキャップをかぶって装飾を足しました。
キャップは子どもっぽい帽子ですが、こういうキメすぎで地味な服装のときに絶大な効果を発揮します。
キャップ選び最大のポイントは「真っ黒を避ける」ということ。
帽子全般にいえることですが、真っ黒だと地味になりノッペリした印象が出やすい。髪の毛は立体感があるけど、帽子は平らだから地味になるんですね。
真っ黒な帽子しか持ってない人は、ステッカーやブローチで装飾を増やしてみてください。少し子どもっぽくなりますが、装飾はなるべく大きいほうがいいです。
プリントTはさっきより派手にしました。バッグもパキッと明るいものに変えて調整。
黒い服が増えたときは、どこか違う部分で地味にならないよう工夫するのがベター。
1枚目と同じプリントTでもいいですが、オールブラックは結構重たく見えるので、思い切って派手なインナーを使うのがオススメです。
③ラフにしてバケットハット
今度は黒いバケットハットを使った着こなし。
ここ数年で定番化した帽子。ユニクロやGUでも取扱いが増えてきました。
バケットハットはアウトドア由来の帽子ですが、黒を選べば適度に大人っぽくできる優れもの。
バケットハットを選ぶときは、ツルッとした素材を選ぶのが安定です。
ガサッとしたコットンだと、ラフなのか大人っぽいのか中途半端になるからです。
僕自身は青いデニムハットも持ってますが、1つめに買ってほしいのは黒くてツルッとしたハット。
バケットハットをかぶったら、他は結構ラフでOK。
今回はボリュームのあるスニーカーを履いてます。ハットやシャツジャケットだけで大人っぽいので、これだけハズしても意外と問題なし。
しかもスウェットパンツを使ってるので下半身はかなりラフ。
ハットで上半身を大人っぽくすれば、下半身で攻める余白ができるのでオススメです。
④ワイドパンツでAライン
次は帽子をやめてジーンズにしました。
かなり明るいワイドデニムを使ってますが、シャツジャケット・革靴のおかげで大人っぽさはキープできます。
このときのポイントは、上が細くて下が太い「Aライン」をつくること。
上半身は黒でコンパクト。逆にワイドデニムは色の膨張もあってかなり太く見えます。こうすれば上下でメリハリができて、綺麗なシルエットになります。
ちなみにバッグに関しては、白バッグが1番使いやすいです。
まず明るさがブルーデニムに近いので下半身に統一感を出せるから。
さらに白は膨張して大きく見えるカラーです。下半身のボリュームを強調できるので、よりわかりやすいAラインを作ることができます。
バッグの形は横長・縦長どちらでもOK。白とオフホワイトなら、白のほうが明るくてAラインになりやすいです。
⑤帽子でシルエットを整える
今度はさっきの着こなしにバケットハットを足しただけ。
さっきの着こなしはAラインがテーマでしたが「上半身が細い」という条件がありました。
ジャケットが少しコンパクトなので問題なかったですが、もう少し着丈が長いとAラインがつくりにくい。
そんな半端なシルエットのときに目立つハットを使う。上半身に目線を誘導できるので、半端なシルエットを整えることができます。
ハットをかぶると上半身にボリュームが出るので、正確にはAラインじゃなくなります。
けれどAラインを絶対つくらなきゃダメというわけではないです。
あくまで整える方法の1つ。結果的にバランスが整ってれば問題ないんですね。
上手くいかなければハットで誤魔化す。バケットハットをかぶるとシャレた雰囲気を作りやすいので、ぜひ試してみてほしいです。
以上5パターンを紹介しました。
ポイントは足し算・引き算。ベースの服装を1つ決めて、ちょっと入れ替えて大人っぽさを調整すればOKです。
いろんな洋服を持ってればもっとアレンジできますが、白黒グレー・ブルーという定番カラーだけでも印象は変えられると思います。
①明るい色をプラス
②キャップ・Tシャツで装飾
③ラフにしてからバケットハット
④ワイドパンツでAライン
⑤帽子でシルエットを整える
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。