小柄の小松です。今回はモッズコートとハットの相性について。
モッズコートは他のコートと比べてラフな印象のある洋服。
なので大人っぽいセーター・スラックスを使うだけで簡単にバランスが取れますが、それだけだと段々飽きてくることもあります。
そこで今回はモッズコートにバケットハットを合わせて、着こなしのバリエーションを増やす方法を提案したいと思います。
【M51】モッズコート×バケットハットならデニムハットが簡単【メンズコーデ】
ということでモッズコート×バケットハットの着こなし提案です。
使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。
★使用アイテム★
ユニクロ×JWA:モッズコート(XS)
ユニクロ:ソフトタッチタートルネックT(L)
soe:Overdyed Velvet Shirt(1)
soe:Perfect Slacks(0)
Hender Scheme:derby 2146(4)
SOPHNET.:SOLOTEX CHECK TOTE BAG
KUDOS x KOTA OKUDA:Emblem Key Ring
KAIKO:ABSTRACT EAR CUFF
amp japan:オーバーラップリング(17号)
CULLNI:レザーパッチデニムハット
この着こなしで気をつけたポイントを話していきます。
黒ハットだとキメすぎになる?
ここ数年かなり人気のバケットハットですが、色は黒を持ってる人が多いと思います。
僕自身も愛用してる黒ハットですが、これをロングコートに合わせるのはちょっと難しいと感じてます。
バケットハットは元々アウトドア用品ですが、黒でツルっとした素材だと大人っぽく見える帽子。
一方ロングコートも基本的には大人っぽく見えるアイテム。これらを合わせると、どうしても着こなしがキメすぎになってしまうからです。
たとえばチェスターコート×バケットハットだとこんな感じ。
白デニムやガサっとしたバッグを使ってラフにしてみました。けれどこれだと「コートにハット」という組合せのインパクトが強い。
ロングコートは面積が広いので、着こなしのなかで目立つ部分です。そしてハットも顔まわりの小物なので目立ちやすい。
インナー選びを工夫したとしても、この2つを合わせた段階でかなりキメすぎな印象が出てしまうんですね。
なので滑らかな黒ハットは、基本的にラフなアウターに合わせるのが簡単だと感じます。
たとえば派手なMA-1ブルゾンなど。こういうスーツと真逆の印象があるアウターなら、黒ハットで大人っぽくする方法が活きてきます。
今回使うモッズコートは比較的ラフな洋服ですが、それでもロングコートなのでMA-1と比べたら大人っぽさが強い。
もちろん工夫すればバランスを取れると思います。
けれどかなりオシャレな人でないと、ロングコート×黒ハットを自然に着こなすのは難しいと感じてます。
デニムハットはコートに合う
そこで試してほしいのが、今回使うデニムのハットです。
滑らかな黒ハットは大人っぽく見えますが、これをデニム素材にすると元のバケットハットらしさが出てきます。
デニムはスラックスと違いガサっとしてるのでラフな素材。そしてバケットハットはそもそもデザイン自体はラフな帽子。
これならかぶってもキメすぎにならない。むしろ洋服の着こなしを崩してくれます。
今回はネイビーコートを使ってますが、ハットも青いものにして色の統一感を出しました。
デニムハットは黒と青のどちらかが大半なので、黒いロングコートに合わせるなら黒のデニムハットで良いと思います。
秋冬だとコーデュロイハットなども効果的です。ツルッとした素材じゃなければ、ラフなハットとして活用できます。
最近はユニクロ・GUでもいろんな素材のハットが売ってます。なのでロングコートに合うハットは比較的探しやすいんじゃないかと思います。
インナーは大人っぽくてOK
最後はインナーの選び方について。
モッズコート×デニムハットは少しラフな印象が出るので、インナーは大人っぽい洋服で問題ないかと思います。
そこで今回はシャツを使いました。シャツは秋冬っぽい厚手素材を選び、タートルネックを重ねてあったかい印象をプラスしてます。
下半身はスラックスと革靴にしました。
普通はこの2つをコートに合わせるとキメすぎになりやすいですが、モッズコート×デニムハットならちょうどいいバランスに収まってくれます。
しかもバケットハットに革靴を合わせると、ちょっと大人っぽい印象を出せる。
ウールハット×革靴はフォーマルな印象がありますが、バケットハットを使えばそれに近い雰囲気をプラスできます。
今回のキーアイテムはとにかくデニムハットです。
黒い洋服ならいろんな黒帽子が売ってるのでアレンジしやすいですが、ネイビーだと新しい組合せをつくるのが難しい。
たとえば同じネイビーキャップをかぶれば問題なさそうですが、それだと今度は子どもっぽくなりすぎたりします。
けれどネイビーのデニムハットならその問題を解決できます。パッとかぶればラフになるし、革靴を合わせれば大人っぽさも残せるからです。
黒い帽子を持ってる人は多いと思いますが、着こなしに行き詰まったらネイビー系のハットも候補に入れてみてほしいです。
①黒ハットだとキメすぎになる?
②デニムハットはコートに合う
③インナーは大人っぽくてOK
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。