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【M65】モッズコートのインナー選び。シャツ・スラックスが最強な理由【メンズコーデ】

小柄の小松です。今回はモッズコートに合わせるインナーの選び方について。

年々人気が高まっているミリタリー由来のモッズコート。

他のコートより野暮ったさのあるアイテムですが、どんな洋服を合わせるか迷ってる方もいると思います。

そこで今回はシャツ・スラックスという合わせ方を提案。モッズコートのミリタリーらしさをフル活用できる方法です。

【M65】モッズコートのインナー選び。シャツ・スラックスが最強な理由【メンズコーデ】

ということでモッズコートにシャツ・スラックスを合わせる着こなし提案です。

使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。

★使用アイテム★
ユニクロU:プルオーバーシャツ(L)
ユニクロU:タートルネックT(M)
soe:Padding Coat Fish Tail(1)
soe:Skate Slacks(0)
Dr.Martens:2976BEX BL(UK6)
MIU:キャンバストート Photo by Yu Inohara
soe:Key Ring With Leather Strap
Hender Scheme:ノベルティシューズバッグ
KAIKO:ABSTRACT EAR CUFF
amp japan:オーバーラップリング(17号)
Palnart Poc:ポケモン エーフィブローチ
soe×KIJIMA TAKAYUKI:6P Cap(2)

この着こなしで気をつけたポイントを話していきます。

革靴・スーツと相性が良い

モッズコートを普段着使いするときは、革靴・スーツが相性抜群。

これはモッズコートが1960年頃のイギリス・ロンドンで流行りだした歴史と関係があります。

当時の流行「モッズカルチャー」ではスーツに革靴というのが主流スタイル。

バイクに乗るときはスーツを汚さないため、当時安く手に入った米軍のミリタリーアウターを着用していたそうです。

そのミリタリーアウターというのが、いまモッズコートと呼ばれている洋服。これがモッズコートのルーツとなったようです。

つまり革靴・スーツを合わせるのは、モッズコートの歴史に沿った王道の着こなしなんですね。

あとは単純に、他のコートよりラフな印象があるからというのも考えられます。

チェスターやステンカラーコートだとキメすぎになりやすいけれど、野暮ったさのあるモッズコートならちょうどいいバランスに収まってくれます。

歴史的にはM-51というモデルが当てはまりますが、今回のM-65型でも問題ないと考えてます。

野暮ったいモッズコートを、スーツ・革靴など大人っぽいアイテムと合わせる。

コートといってもいろんな種類がありますが、いわゆるキレイめな洋服を持ってる人ほど、モッズコートを活かすことができるでしょう。

セットアップを意識する

スーツ・革靴に合わせるのが王道のモッズコートですが、セットアップを意識するだけでもアリだと考えてます。

セットアップとは「上下がお揃いになってる洋服」のこと。

上下セットで着る前提でつくられた洋服で、同じ素材だけでなく異素材のセットアップというのもあります。

その代表例がスーツですが、セットアップの洋服はスーツのような大人っぽさを出すことができます。

セットアップと聞いたら「同じブランドの服」というイメージがありますが、違うブランドでも問題ありません。

今回使ってるシャツ・スラックスはそれぞれ別のブランドで買ったものです。

けれど色が近く、素材はどちらも滑らかなもの。こういう服同士を合わせると、セットアップのような印象をつくることができます。

つまりセットアップぽく見えればOKということです。

「モッズコートにはスーツ・革靴が王道」と話してますが、セットアップを意識すればそのイメージに寄せることができます。

しかも今回はシャツ・スラックスにレザーブーツという合わせ。これなら源流に近い雰囲気を出しやすくなります。

このセットアップという考え方は、いろんな洋服で応用が効きます。バランスの取り方次第ですが、たとえば上下をフリースやデニムに揃えてもOK。

なのでモッズコートに合わせるインナーは「上下をセットアップにする」というのを意識してみてほしいです。

色合わせでミリタリーぽく

さらに今回は使ってる色もミリタリーぽくしています。

まずセットアップふうにしたのは上下カーキ(正確にはオリーブ)。そしてバッグやタートルネックインナーには、オレンジ系のものを合わせてます。

これはMA-1を意識した色合わせです。MA-1は黒・カーキが主流で、その裏地はレスキューオレンジという発色の強いカラーなことが多い。

こうすれば着こなしの色使いもミリタリーぽくできます。言ってしまえば「隠れミリタリー」という感じです。

ただしこれはあくまで裏テーマです。

あまりにミリタリー要素が強いと野暮ったくなりすぎる可能性があるので、目立たないよう小出しにしてます。

こういう方法を取り入れると着こなしに説得力を持たせられると思います。

見た人全員に伝わらなくても、なんとなくバランスが取れてるように感じさせることはできるはず。

モッズコートはいろんな使い方ができる万能アウターですが、そのミリタリー要素を活かせるような合わせを意識してみてほしいと思います。

①革靴・スーツと相性が良い
②セットアップを意識する
③色合わせでミリタリーぽく

ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。

 

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