小柄の小松です。今回はユニクロUの半袖ポケットTシャツを使った着こなしについて。
元エルメスのデザイナーであるクリストフルメール氏が関わっているユニクロUというコラボ企画。
手頃な価格で手に入るのは嬉しいですが、モノによっては着こなしに戸惑うこともあるのではないでしょうか?
今回はユニクロUのオーバーサイズクルーネックTを綺麗に見せる着こなしについて。人とかぶりやすい服ですが、この考え方を知っていると、よりオシャレな印象に整えることができるでしょう。
ユニクロUのTシャツが似合わないメンズ【ポケットが低いなら重ね着する】
ということでユニクロUの半袖ポケットTシャツを使った着こなしを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
ユニクロU:オーバーサイズクルーネックT(M)
ユニクロU:スーピマコットンTシャツ(M)
ユニクロ×セオリー:感動イージーショートパンツ(S)
Amb:レザーグラディエーターサンダル(38)
ネオンサイン:バケッドバッグ
CASIO:MQ-38
amp japan:オーバーラップフラットリング(17号)
assaisoner.:グラスコード
Paul Smith:ブルーレンズサングラス
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
ポケットが低いと着丈が短く見える
このTシャツは名前にオーバーサイズと書かれていますが、実は通常のオーバーサイズな服と比べると少し違いがあります。
袖丈が長く、肩のラインを落として身幅もゆったりめですが、正面から見ると着丈だけは逆に短くなっている。
その理由はポケットの位置が低くなってるからです。
通常のポケットTシャツだと胸ポケットはこのあたりに付いてることが多いです。
高さは胸元あたりで特に違和感のない位置になっています。
では今回のTシャツはどうでしょう。上の黒Tシャツと比べると、明らかに低い位置に付いていますよね?
胸元よりも低い高さ。こうするとポケットから下が詰まって見えるので、Tシャツの着丈が通常より短いと錯覚してしまうんですね。
そこでこのTシャツを綺麗に見せる方法ですが、実はそのヒントはユニクロの公式画像に隠されています。
下半身に”明るい色のアイテム”を使ってあげることです。
https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/422995?color=69&size=004&utm_medium=mobile_app&utm_source=PDP
ユニクロの公式画像だと白いパンツを履いています。レディースの画像もありますが、そちらも同じような組合せです。
これは下半身に目立つ明るい服を使うことで、ポケット下が詰まってる違和感を目立たなくしているんですね。
とはいえ白いパンツは黒と比べると難しいアイテム。できればもっと簡単な方法があれば便利ですよね?
そこで今回は明るいTシャツを重ね着するというアプローチを取っています。
ポケットTシャツより着丈の長い白Tシャツを合わせることで、下半身に明るい服がくるように。
これだけで上記の明るいパンツと似たような効果を出すことができます。
実際に重ね着するとこんな感じ。
白はすべての色の中で1番明るい膨張色ですが、裾からチラッと見えるだけで絶大な効果を発揮します。
重ね着は着丈を長く見せることができるので、前から見たときの腰位置を隠してくれます。ポケットの低さを誤魔化しつつ、スタイルを良く見せてくれるので一石二鳥。
使ってる白Tシャツは生地が薄く、肌着としての役割も兼ねているので、そこまで暑さは感じません。
ちなみにWEARの着用画像リストを見ると、裾をパンツの中にしまうタックインスタイルを見かけます。しかしこれはおすすめできません。
裾にスリットが入っているのでタックイン自体はやりやすい。
けれどポケットが低い位置にあるので、タックインするとさらに詰まって見え、違和感が増してしまうからです。
白Tシャツを重ね着してる人は少数派ですが、リンク先で比較してみるとそのほうが整って見えるはず。
今後他の方法も試して行く予定ですが、今回のような服は白Tシャツの重ね着を前提に着たほうが簡単です。
袖を1回まくるとジャストサイズに見える
次のポイントは袖丈です。
今回のTシャツは一般的な半袖ではなく、5部袖に近い長さ。
5部袖はゆったりしていてバランスを取るのが難しいので、袖まくりで半袖Tシャツのような長さに調整しています。
普通の半袖Tシャツを袖まくりすると肌の露出が増えてダラシなく見えやすいですが、5部袖なら肘が隠れるくらいの丁度いい長さにおさまってくれます。
身幅はゆったりしていますが、パッと見はジャストサイズの半袖Tシャツに見えていると思います。
ちなみにこのTシャツは生地に程よい厚みがあるので、1回折り返しても落ちてくる心配はありません。
2回まくると形が崩れやすいですが、1回だけなら問題なし。
袖の位置は通常の半袖Tシャツより少しだけ長いので、なかの白Tシャツは折り返さなくても見えず、ダラしなさは出ないようになってます。
顔まわりの小物で身長を高く見せる
最後のポイントは顔まわりの小物使いです。
ポケットや白Tシャツなど、低い位置に目立つ装飾が集まっていますが、そのままだと視線が下がってしまい、身長が低く見えやすい。
そこで今回はサングラスと眼鏡ホルダーを使い、顔まわりに視線がいくよう誘導しています。
試しに顔まわりの小物を指で隠してみてください。ポケットや白Tシャツが目立ってどこか違和感を感じませんか?
顔まわりに視線誘導するのが目的なので、ニット帽やキャップなどを使うのもOK。全体のバランスを考えて、子どもっぽく見えすぎないよう調整すれば問題ないでしょう。
ということでユニクロUのポケットTシャツを使うときのポイントは…
・着丈の短さを明るい服で誤魔化す
・袖が長ければ折り返して調整
・顔まわりの小物で視線を上に誘導する
ユニクロUの服は人とかぶりやすいですが、ちょっとした工夫をするだけで良い意味での差別化ができます。ぜひ今回の考え方を頭の片隅に入れてみてください。