小柄の小松です。今回は低身長男子が避けがちな真っ白なスニーカーについて。
パンツと靴の色を同色にして脚長効果を見せるのが低身長男子の定番テクニックですが、たまには変化のある着こなしをしたいという欲も出てきます。
そこで白スニーカー。一見ハードルが高そうですが、シンプルで体型に自信がなくても使いやすいものを紹介したいと思います。
スタンスミスより丸みのあるシルエット
今回紹介するのはオニツカタイガー ローンシップ
黒スニーカーを紹介したことがありますが、それの白ver.になります。
デザインや素材はブラックと同じですが、ここでは白スニーカーの定番adidasのスタンスミスとシルエットを比べてみます。
まずはスタンスミスの着用画像です。靴底がオフホワイトに切り替わっていて、全体的に細身。
このときは靴ヒモをより細いものに変えていたので顕著ですが、厚みがなくシュッと細身シルエットなのがスタンスミスの特徴です。
一方のローンシップ。
まずこちらは色の切り替えがありません。そしてスタンスミスと比べるとわずかに丸みのあるシルエットになっています。
靴が細すぎると対比効果で顔が大きく見えやすいので、適度な丸みは体型カバーに役立ちます。
この失敗例がわかりやすいかと思います。
履いているのはダンスシューズという小さな靴ですが、顔まわりのボリュームとバランスが取れず、足元に物足りなさが出ています。
スタンスミスはそこまで小さいわけではありませんが、ローンシップのほうが顔の大きさと釣り合いが取れる。
真っ白スニーカーは一見ハードルが高そうですが、シルエットという点では意外とローンシップのほうが使いやすいんです。
ノッペリしない素材とデザイン
ローンシップについては黒ver.の記事で紹介してますが、白についても見ていきます。
ちょっとわかりにくいですが、ボディはシワ加工がされた革が使われています。
スタンスミスよりも柔らかい革で、指で押すと凹むくらいです。
基本は真っ白ですが、サイドにあるブランドのロゴが装飾の役割を果たしています。
白とゴールドは互いに明るい色なのでロゴが悪目立ちせず、それでいてノッペリした印象を与えない組合せになっています。
シュータンと呼ばれる”舌”のようなパーツにもロゴがありますが、こちらはヒモを上まで通せば全くと言っていいほど見えません。
なのでローンシップの装飾は、実質サイドのロゴだけになります。
唯一気になるのが靴裏も真っ白なので、汚れが付きやすいこと。
これを解消するための防水スプレー等を検討中です。
パンツに引っかからないシュータン
スタンスミスとの違いはシルエットだけではなく、シュータンがパンツと引っかからないのもポイント。
パンツとシュータンが引っかかるとクッションができやすくなるので、裾を短くしたりまくったりする必要があります。
ローンシップはそれが起きにくいので、少し長めのパンツを合わせても脚先が野暮ったくなりにくい。
細かい話ですが、基本的に足元のクッションがないほうが体型をスッキリ見せてくれるので、これもスタンスミスより使いやすい特徴になってます。
脚が短く見えそうでどうしても手を出しにくい白スニーカー。
たいていの着こなしは黒靴で大丈夫ですが、慣れてきたら挑戦してみると、よりファッションを幅広く楽しめるようになります。オニツカタイガー ローンシップ
✳︎低身長男子の服選び・着こなしについては下記の記事を読んでもらえれば分かりやすくなります。