小柄の小松です。今回は服装をダメ出しされまくったオタクが語る”買ってはいけない洋服”について。
「その服装、どうにかならないの?」
洋服の選び方・買い方がわからなかった頃の僕は、特定の知人から何度もこんなふうに言われていました。
そしてみんな指摘はしてくるけど、わかりやすい方法は教えてくれない。
知人と一緒に買い物にいっても、相手の趣味だけを押し付けられて、買った後に後悔するということも多かったです。
それがイヤで、最終的に1人で洋服を買いに行くことになったんですが、ここで初心者が絶対に選んではいけない服というのがいくつかあります。
これからオシャレになりたいと思う方にぜひ一度読んでほしい内容です。
オタクファッション全開だった男が語る”買ってはいけない洋服”【無地に慣れよう】
まず何よりも言いたいのは、誰かに服装のことを指摘されたとしても、あなただけが悪いのではありません。
ファッションに関わる人たちはオシャレの具体的なコツを教えてくれることが少ないです。
今年は〇〇な気分とか、こなれ感・抜け感など、ザックリとした表現をしているからです。
勉強・ゲームなどは具体的な方法を教えてくれる媒体が多いですが、ファッションに関しては本当に抽象的。なのでわからないのは当たり前なのです。
僕自身も洋服について全くわからなかった頃があります。
で、なんとなくこれを買えばいいのかなと思って買った服が何種類かあったのですが、それらはすべて失敗でした。
実はそういう失敗しやすい服には一定の特徴があります。そしてそれをどう着たら”オタクっぽい”と言われるかも大体パターンが決まっています。
まずはそれを知るだけでも大きな失敗を防げることができるんです。
柄・プリントがあったほうがオシャレという偏見
僕が洋服について全く知らなかった頃、ファッションについていくつか偏見がありました。
その1つが「柄・プリントがある服がオシャレだろう」という思い込みです。
けれど実は柄やプリントがないほうがオシャレな服装をつくりやすい。まずはこの感覚を知ることが、オシャレな服装をつくるうえで大事なポイントになってきます。
https://mensjoker.jp/30023
雑誌やインターネットで記事を探していると、こういった服装が出てくることがあると思います。
とてもカッコよく見えますが、それはモデルさんの身長が高くて顔が小さく、何よりイケメンだからというのが大半です。
別記事でも書いていますが、基本的に柄やプリントが多い洋服ほど子供っぽく見えてしまうんですね。
チェックシャツを使ったオシャレな服装もあるんですが、なぜかチェックシャツ=オタクファッションというイメージがついているので、最初は買わないほうがいいのです。
https://www.ttrinity.jp/product/4190739
そしてこういった文字がプリントされてるTシャツ。これはもう絶対に着ないほうがいいです。
僕自身、これに近いものをネタで着ていたことがありますが、着てるだけで「この人は洋服に無頓着なんだろうな」というレッテルを貼られてしまうからです。
http://www.masa10xxx.com/entry/checkknee
他にも裾をまくったらチェック柄が出てくるズボン
https://www.usonews.org/topics/2017-07-09-25177.html
色数や切替がやたらと多いショルダーバッグ。
僕が買ってた当初は知らなかったのですが、これらすべてが”オタクファッション”という扱いを受けやすいアイテムだったのです。
不思議なもので、柄やプリントが入ってる服を買うと安心してしまいます。逆に無地の洋服は買うのが恐く感じてしまうはず。
僕の場合は「無地の服はイケメンだけに許されるハードルの高い服」だと感じて、結局いつも奇抜なデザインの洋服を買ってしまっていたんです。
無地の服が自分に似合わないというのは思い込みです。
オタク=黒などの地味な服と言われることがいまだにありますが、体型に合わせたダボつかないサイズを選べば馬鹿にされることは少ない。
まずは柄・デザインの多い服を買わないと決める。それが一番の近道だといえるんです。
シャツは羽織るものという偏見
そしてもう1つあった偏見が”シャツは羽織るもの”ということ。
特にプリントTシャツの上からチェックシャツを羽織るというのが、自分のなかで最大限のオシャレだと思っていました。
https://mensjoker.jp/30023
上に載せた画像もそうでしたね。チェックシャツとプリントTシャツという組合せ。僕はこれをよく繰り返していました。
ジャケット・コートはオシャレな男性が着てるイメージがあるからハードルが高い。かといって他のどんな服がいいかはわからないから、とりあえずシャツを羽織っておこう…。
けれどこれはほとんどの人が陥りやすい失敗。上に書いた通り、色数が増えれば増えるほど子供っぽく見えてしまうので逆効果です。
むしろパーカーを1枚で着ていたほうがまだ大人っぽく見える。
黒い服装をすると最初はオタクっぽいと思われることもあるんですが、プリントTシャツの上からチェックシャツを羽織るよりはマシなのです。
こういった服は某古本屋系列の古着屋さんでよく見かけるもの。当時の僕は洋服代をなるべく安く抑えようとしていたので、必然的にこれらが多くなっていました。
けれど僕らに馴染みのあるタイプの古着屋は、色褪せたりシワシワになった服が大量に置いてあり、そのまま着ても清潔感のない服装になってしまいやすい。
つまり何もわからないうちは洋服代を極端にケチってはいけない。オシャレといわれる人たちは、コツを知っているからこそ、格安の服でもオシャレができるんです。
もちろん全身を何万円もする高い服で揃えろということではありません。
この服装はセーターが無印良品、ジーンズがユニクロのものですが、それぞれ数千円で買えるものです。
もちろん古着屋やイ〇ンなどで買うよりは高いです。けれどユニクロ・無印良品の服は安っぽく見えなず、きちんと流行に合わせた服を扱っていることが多いです。
自分の趣味に100%お金を使いたいという気持ちはとてもわかります。なにより僕自身がそうでした。
けれど服装をバカにされると、人格まで否定されてるような気がして、趣味に没頭しきれないということはないでしょうか?僕はよく後ろめたい気持ちになっていました。
いまよりオシャレになりたいと思えたこはとても素敵なことです。この機会にカッコよくなって、堂々と振る舞えるようになれば、まわりの目線を気にする必要もなくなります。
僕自身もそうでしたが、いわゆるオタクと言われる人達は、みんな似たような服装・考え方に偏ってしまいがちです。
最初のうちはこれまでの偏見を捨てて、無地のシンプルな洋服を買うことに慣れるようにしてみてください。