小柄の小松です。
身長が162cmと低めなので、難しい洋服の着こなしは基本的にやらないことにしています。
以前、こんなツイートをしました。
低身長男子は重ね着・レイヤードが難しい。特にシャツとアウターを合わせるときに着丈の差がありすぎると、サイズの合ってない感が出てしまいます。身長が170cm以上あれば目立たないけれど、そうでないと厳しいです。
難しい着こなしはキッパリと諦めて、できることに集中したほうがラクです。
— 小柄の小松 (@komatsu162) July 18, 2019
低身長男子は重ね着・レイヤードが難しい。特にシャツとアウターを合わせるときに着丈の差がありすぎると、サイズの合ってない感が出てしまいます。身長が170cm以上あれば目立たないけれど、そうでないと厳しいです。
難しい着こなしはキッパリと諦めて、できることに集中したほうがラクです。
重ね着はうまくハマれば着こなしに立体感を出すことができますが、組合せによってはかなりハードルが高め。
メンズファッションの基本と言われているシャツを使って、詳しく書いていきます。
低身長男子のレイヤードファッションの失敗例【着丈の長いシャツは難しい】
繰り返しになりますが、低身長男子はシャツを使った重ね着・レイヤードがとても難しいです。
着丈の長さが目立つことで、サイズの合ってない服を着てるというイメージを加速させてしまうからです。
重ね着するときのポイントは、服同士の着丈の長さをなるべく近づけてあげること。
身長が高ければそこまで目立たないのですが、低身長男子のシャツはかなりハードルが上がってしまうんです。
シャツの難易度が高い具体的な理由は次の2つ。
・裾の形がラウンドしている
・アウターが変わると使いにくくなる
それぞれ説明していきます。
裾の形がラウンドしている
シャツが難しい理由の1つが裾の形。
Tシャツと違って裾が丸くラウンドしてることで、視線がそこに集中しやすくなるからです。
Tシャツの裾は平らなデザインのものがほとんど。
着丈の差を短くすればスッキリと収まります。
一方のシャツは、MA-1ブルゾンなどのジャンパーだと着丈が短いものが多いのでハードルはかなり高め。
シャツは裾の端がはみ出しやすいので、着丈の長さと合わさってさらにチグハグな印象を与えてしまうんです。
ラフなアウターと大人びたシャツは一見バランスが取れそうですが、実際にやるのは現実的ではありません。
アウターが変わると使いにくくなる
シャツが難しいもう1つの理由は、アウターが変わると重ね着のバランスが極端に変わってしまうことです。
着丈はアウターによって変わるので、1つのアウターでうまくいっても別のものだと失敗しやすくなるんですね。
たとえばこの組合せ。シャツのほうが着丈が短めです。
こちらはシャツの裾がはみ出てないので、かろうじてバランスが取れてますが…
これが別のアウターになった瞬間、一気に野暮ったい印象が出てしまいます。
Tシャツは複数のアウターと合わせられる着丈を見つけやすいですが、シャツだとそうもいかないのです…。
なのでシャツを使った重ね着は、スウェットなどの”かぶって着る服”に限定するのが確実。
重ね着のバリエーションを考えてサイズを選びたいところですが、確実にできる着こなしに集中することをオススメします。
「何にでも合う」と言われることの多いシャツですが、重ね着に関してはとても難しい。
低身長男子はハードルの低い着こなしに狙いを定めたほうが、かっこいい着こなしをつくる近道になります。
✳︎低身長男子の服選び・着こなしについては、下記の記事を読んでもらえれば分かりやすくなります。