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ユニクロUテーラードジャケットを低身長男子が着こなす方法【色合わせと帽子】

小柄の小松です。今回は低身長男子が着丈の長いテーラードジャケットを着こなす方法について。

着丈の長いロングコートやワイドパンツなどゆったりした洋服は、身長が低いと着こなしのハードルが高くなる傾向があります。

特にユニクロとクリストフルメールのコラボ企画”ユニクロU”では、そういったオーバーサイズの洋服がとても多く、なかなか買う気になれないという方も多いと思います。

ユニクロUで毎シーズン定番の”テーラードジャケット”もその1つ。けれど着こなしのポイントを抑えれば、身長が低くてもバランスを取ることは十分可能です。

ユニクロUテーラードジャケットを低身長男子が着こなす方法【色合わせと帽子】

ということでユニクロUのテーラードジャケットを使った着こなしを提案します。

下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。

使用アイテム
ユニクロU:テーラードジャケット(XS)
ユニクロ:ドライストレッチスウェット(L)
FRUIT OF THE LOOM × edifice:ポケットTシャツ(S)
ユニクロ:セルビッジジーンズ(30)
PADRONE:ベビーカーフローカットシューズ(40)
agnes b.:2wayトートバッグ
KAIKO:レザーネックバッグ(S)
ユニクロ:リブビーニー(+白タグ)
JINS:ワイドシートメタル

ジャストサイズより着丈が数センチ長いユニクロUのジャケット。この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。

明るい色で”サイズを合わせる”

オーバーサイズのジャケットが難しい原因は、ジャケットだけが”浮いてしまうこと”が特に大きいです。

電車や街中でスーツのジャケットが妙に大きい人を見ると「サイズが合ってない…」と無意識に感じることはありませんか?

ジャケットは誰もが知ってる”見慣れたアイテム”なので、緩めのサイズを着てると他のアウターよりも違和感が出やすくなってしまうんですね。

サイズの違和感を減らす方法はいろいろありますが、まず合わせる服の色を明るくすること。

服は色が明るいほど膨張して見えるので、暗い服よりもサイズを大きく見せることができます。

今回のジャケットはネイビーなので、中に着るインナーを明るいブルーに。よりジャケットだけが浮かないように見せています。

そしてパンツも黒ではなくインディゴデニムを使うことで、ネイビージャケットの色味に近づけました。

スーツ要素のあるジャケットと、休日のラフな印象のあるジーンズ。

この2つは全く違うジャンルの服ですが、色味を合わせるとスーツのような印象を出すことができるんです。

これは黒でも同じことがいえます。

この着こなしではシンプルな黒ジャケットに同じく黒いジーンズを合わせていますが、スラックスを使わなくてもスーツの印象は少し残っています。

「ジャケット・スラックスはセットで買ったほうがいい」と思いがちですが、上下の色を近付けるだけでも大人っぽさはキープできる。

オーバーサイズのジャケットを使うときは、インナーの明るさ・パンツの色合わせに気をつけるだけでもバランスを取りやすくなるでしょう。

帽子でジャケットの大きさを誤魔化す

色味を合わせるだけでも効果は高いですが、帽子をかぶるとさらに違和感を減らすことができます。

顔まわり・手首・足首などの”先端”は特に目立つポイント。そこで帽子をかぶって目立つ場所をつくり、ジャケットのオーバーサイズ感を減らすようにしました。

ただし帽子やジーンズ・明るいインナーを使えばそのぶん子供っぽさは加速します。

そこでスーツ要素の1つである革靴を合わせて、大人びた印象をプラスしました。

ジャケットに革靴だとキメすぎになりそうですが、他のアイテムが極端にラフだとこういった組合せが成立しやすくなります。

「先端は目立つ」と書きましたが、だからこそ目立つポイントに大人びたアイテムを1つ入れるだけで、服装をビシッと引き締めてくれます。

カラフルなスニーカーや装飾の多い革靴は魅力的ですが、コーディネートの”ハズシ”として使うことがほとんど。トップスやパンツで変化をつける場合は使いどころが難しいです。

帽子で誤魔化し、革靴でバランスを取る。コーディネートの最後の調整役としては、シンプルな黒の革靴のほうが汎用性が高いといえるでしょう。

オーバーサイズを”Iライン風”にする

最後にバッグ選びですが、今回はトートバッグを使っています。

ジャケットや帽子・明るいインナーで上半身にボリュームが出たので、トートバッグで下半身にボリュームを足すようにしました。

こうすることで、大きいジャケットでも”Iラインシルエット”をつくることができます。

✳︎Iラインとは着こなしにメリハリをつくるためのテクニックの一つ。わかりやすくいうと”上が細く、下も細いシルエット”という意味です。

理屈はこの服装と同じです。

白Tシャツを着てるので上半身は明るく膨張してますが、下半身は細いジーンズを穿いています。

そこで上下を”同じ細さ”に見せるためにバッグで下半身のボリュームを増やしました。

Iラインの「上が細く下も細い」は一見簡単そうですが、上だけにボリュームがあるとシルエットが綺麗に見えないことがあるからです。

リュックにするかトートバッグにするか。

同じジャケットでも上下の着こなし次第で最適なものは変わってきます。

細かく書きすぎるとハードルが高くなりますが、バッグ選びも”最後の調整役”だということだけ頭の片隅に入れてみてください。

着丈が長くて緩めのテーラードジャケットは低身長男子にとってハードルが高い。それは間違いないことです。

けれどオーバーサイズ感を減らせば違和感を最小限に抑えることはできます。

今回は色合わせと帽子がカギでしたが、方法は他にいくらでもあります。是非いろいろ試してみてください。

 

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