小柄の小松です。今回は半袖Tシャツを使ったタックインコーデについて。
Tシャツは使い方次第では1年通して着回すことができる万能なアイテム。
そんなTシャツで変化を付ける方法として、裾をパンツの中に入れる”タックイン”がありますが、果たしてどんなTシャツでもうまくタックインできるのか?
そんか疑問が浮かびましたので、今回はプリントTシャツを使ったタックインのポイントを模索していきたいと思います。
プリントTシャツを使ったタックインの着こなし【キーリングで短足を隠す】
ということで半袖のプリントTシャツを使ったタックインの着こなしを提案します。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
soe:スプリングコート
LANVIN en Bleu:LEB MONSTERプリントT(50)
ユニクロ:スーピマコットンフライスVネックT(L)
UNITED ARROWS:ブラックポンチ1プリーツパンツ(M)
adidas:スーパースター80s RECON(25cm)
TENDENCE:ラウンドガリバー
amp japan:オーバーフラップリング(17号)
agnes b.:ナイロントートバッグ
kaiko:レザーネックバッグ(S)
Paul Smith:チェックキーリング
Paul Smith:オーバーリムスクエア
今回実験的にサングラスを取り入れました。
アクセサリーの量が多いですが、この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
トップスとパンツの色を近付ける
まず今回使うプリントTは黒に近いダークグレー。
そこで下半身は黒のスラックスにして、なるべく上下の色が繋がることを狙いました。
左はまず上下の色を近付けてみた場合。右は以前書いたボートネックTの着こなし記事のものです。
右のときはトップスと色を合わせるためにネイビースラックスを使いましたが、今回は黒スラックス。
今回のプリントTはボーダー柄よりは目立たないデザインなので、黒いスラックスを合わせただけでも境界線はあまり目立たなくなります。
ここからさらに腰位置を誤魔化すための工夫を加えていきます。
キーリングで腰位置を誤魔化す
タイトル通りですが、今回は腰にキーリングを付けています。
使い方はとても簡単で、スラックスのベルトループにそのまま引っかけるだけ。
Tシャツの裾をゆるくタックインしたことで、キーリングの根元が半分ほど隠れた状態。
実はこんなふうにキーリングが部分的に見えていると、腰位置を誤魔化すことに繋がります。
これはセーターのなかにTシャツを重ね着したときと同じ考え方です。
別のアイテムがチラッと見えていると、腰位置が通常より上にあるように感じ、脚長効果をプラスすることができる。
腰に金属アクセサリーを付けたら逆に目立ってしまいそうですが、今回は色がブラック寄りのキーリング。
光の反射が少ないのでなるべく悪目立ちしないようになってます。
腰位置を誤魔化すために腰にキーリングを使う。一見矛盾してますが、今回の組合せでは脚長効果に加えてコーディネートの装飾もプラスされて一石二鳥な方法といえます。
サングラスは身長を高く見せる効果大?
ちなみに今回の着こなしではサングラスを使っていますが、これには着こなし上のメリットがあります。
僕のコーディネート提案は普通のメガネを掛けているパターンが多いんですが、今回2つの印象の違いを比べてみました。
実際に比べるとこのような感じ。
顔まわりの小物は目立つ部分ですが、特にメガネは人の視線を上に誘導しやすく、身長を高く見せる効果があります。
そこでサングラスですが、普通のメガネと比べると視線誘導の効果はかなり高め。
今回は白スニーカーやバッグ、さらにキーリングに大ぶりな時計など目立つ小物が下半身に多いので、上半身への視線誘導は強いほうがいい。
タックインの腰位置を誤魔化すのも含めて、こういった場合だとサングラスの”強い視線誘導”がうまく効いてくれるように感じます。
とはいえサングラス自体はハードルが高いアイテム。TPOによって不向きな場面も出てきます。
なので抵抗がある人は無理に使う必要はないですが、こういった着こなし上のメリットは知っているとおもしろいかもしれません。
今後ちょくちょく使っていくと思いますが、他のメリットがわかり次第、別記事でまとめたいと考えてます。
このブログ上で何度か触れていることですが、タックイン最大の課題はなんといっても短足を誤魔化すこと。
上下の色を近付ける、顔まわり・腰回りの小物など、いろんなアプローチで目立たなくする方法を探してみてください。