小柄の小松です。今回は夏のサンダル×白靴下が似合うかどうかについて。
インスタグラムやWEARなどのSNSをはじめ、たびたび見かけることがあるのがサンダルに白ソックスを合わせた着こなし。
一方で「女子ウケは最悪」という話もよく出てきますが、本当にサンダル×白ソックスはダサくなってしまうのか?
気になったので身長162cmでスタイルも悪い小松が実験してみました。
【メンズ】サンダル×白ソックスコーデは似合う?似合わない?【モノトーン編】
ということでサンダル+白ソックスをうまくまとめられるか実験しました。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
シックストックス:ツートーンソックス(M)
suply the light:プリントTシャツ(M)
UNITED ARROWS:ブラックポンチ1プリーツパンツ(M)
ヘンリー&ヘンリー:エナメルタッセルサンダル(39)
ダニエルウェリントン:ダッパー(38mm)
amp japan:オーバーラップフラットリング(17号)
アニアリ:レザートートバッグ
Paul Smith:ブルーレンズサングラス
実際にやってみると、どうしても足元に違和感が出るなと感じました。
その原因を考えていきます。
短パン×長いソックスは難しい
まず今回の実験ではパンツをスラックスにすると決めました。
短パン・サンダル・長いソックスという組合せを以前やってみたことがありましたが、そのときあまりに悲惨すぎて絶望したからです。
これですね。今回とは違うサンダルで、このときは黒い靴下でした。
ポロシャツ×短パンの時点で「お父さんのゴルフウェア」な印象が出ているのもありますが、そもそも靴下の見える面積が異常に拾い。
イケメン・高身長などスペックが高い人、うまい着こなしテクニックがある人、あるいはそういったラフな服装が合う人なら問題ないかもしれません。
しかし僕だと黒でこんな状態なので、これを目立つ白ソックスでやるのはあまりにハードルが高い。なのでスラックスを使いつつ”チラ見せ”したらどうなるかを検証することにしました。
切替ソックスで”白”を減らしてみた
ところで今回使う白ソックスは少し特殊なものを選んでます。つま先・カカトがネイビーになってる切替ソックスです。
通常より白の面積が少ないソックスを選ぶことで、白ソックスの”肌着”のイメージが減らせるのではないかと考えました。
こういったシャワーサンダル型の場合はわかりやすいかと思います。
つま先はサンダルと近い色でまとまり、カカト側は完全には隠れませんが白の割合を減らせる。
果たしてこれでうまくいくのでしょうか?
実際にやってみた状態がこちら。面積だけでみると、白ソックスの主張はかなり抑えめにできました。
全体を白・黒・グレーというモノトーン色で統一してるのもあり、思っていたほどの違和感は感じません。
ただ、この着こなしには2つの問題があるように思います。1つはそもそも地味な印象が強い服装だということ。
同じ黒でも、短パンを履いたときと比べるとかなり重たく感じます。
短パンだと素足の見える面積が増えるので、上下黒でも重たさが軽減されますが、長ズボンだとかなり暗くなってしまう。
白ソックスを使うかどうか以前に、少なくとも真夏にやる服装としてはあまり適さないのではないかと思います。
もう1つの問題点は”足元のメリハリのなさ”です。
素足を見せた場合と比べると、左は足首まわりが野暮ったく見えるはず。
右はスラックスとサンダルの間がキュッと細くなることで、足元にメリハリが出るようになってます。
けれど白ソックスだと明るいので膨張してしまい、足首部分も太くなる。
すると足元がボテッと野暮ったく、綺麗なシルエットに見えにくくなってしまうんですね。
なのでこういった上下黒の着こなしのときは、白ソックスを使わないほうがマシだと感じます。
白ソックスは部分的にラフな要素を加えてくれるので、着こなしに”抜け感”を出すアイテムとしてよく使われますが、サンダルとの組合せはなかなかシビアでした。
ただでさえ女子ウケが悪いと言われてるので無理してやる必要はないと思いますが、このTシャツ+スラックスという組合せで他にもいくつか試してみようと思います。