小柄の小松です。今回はスキッパーシャツの着こなしについて。
首まわりをスッキリ見せることができるスキッパーシャツ。
女性が着るイメージが強いですが、男性が着ようするとどこか違和感を覚えるという方もいるかもしれません。
けれどスキッパーシャツの攻略法はとても簡単。ここさえおさえておけば苦手意識を克服することができるかと思います。
メンズのスキッパーシャツの着こなしは似合わない?【インナーがポイント】
ということでスキッパーシャツを使った着こなし提案です。
下記に使用アイテムを載せていますが、後ろの数字がサイズです。
使用アイテム
nano universe:ワイドスキッパーシャツ(S)
ユニクロU:オーバーサイズクルーネックT(M)
ユニクロ:レギュラーテーパードジーンズ(28)
シックストックス:ツートン白ソックス(M)
TOSS:コンラッドレザースニーカー(25cm)
アニアリ:レザートート
amp japan:オーバーラップリング
amp japan:イヤーカフ
JINS:ファインフィットシートチタン
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
スキッパーシャツのメリット・デメリットとは?
まずスキッパーシャツとは首元がV字に開いたシャツのことです。
普通のシャツと違って最初から首まわりが開いていると、顔まわりをスッキリ見せることができる。
顔の大きさをあまり強調せずに着れる。スタイルの悪い男性にとってかなり便利なシャツ最大といえます。
では逆にデメリットは何かというと、それもV字が原因で起こります。
普通のシャツより胸元が開いていると女性的な印象が強く、男性が着るとダラシない印象を与えやすくなるんですね。
https://item.rakuten.co.jp/silver-bullet/cah20-07/
髪が長かったりヒゲがある男性だと胸元が目立ちにくくなるんですが、ほとんどの男性は短髪でヒゲを残さない人が多いはず。
顔の大きさは目立ちにくいけれど、単体で着ると女性的な首まわりに違和感が出る。
どんな洋服でもメリットとデメリットがあり、それを着こなしでカバーしてあげる必要があります。
重ね着に最適なインナーの特徴
そこでスキッパーシャツを男性が着るポイントですが、簡単なのは首まわりの物足りなさを埋めること。
つまりシャツの中にTシャツなどのインナーを重ね着すれば、顔まわりをスッキリ見せつつバランスを取れることになります。
たとえばクルーネックTシャツを重ね着するとこんな感じ。
隙間にクルーネックを挟んだことで胸元のさびしさがなくなり、スキッパーシャツのデメリットを打ち消すことができるんですね。
ちなみにモックネックを挟むとこんな感じ。
クルーネックTより襟に高さがありますが、折り返してコンパクトにすれば首が詰まって見えずにすみます。
それと今回使ってる2つのインナーは、どちらもシャツより着丈が短いものです。
今回の重ね着はあくまで胸元の面積を埋めるのが目的。
シャツの裾からTシャツが見えるとラフな印象が強くなるので、重ねたときに裾だけ色が切り替わる組合せにしています。
洋服のデザインや着こなしに寄って変わる話ですが、シャツの裾からTシャツがはみ出てると変に見えることもあります。
特に柄が入っていたりボタンの色が違うなど、シャツそのものにデザインが入っているとその違和感は出やすい。
今回は着丈の短いインナーで対応しましたが、着丈が長いインナーを使うときはパンツの裾にしまうのが簡単といえるでしょう。
白ソックスでバランスが取れる理由
スキッパーシャツの1番のポイントは胸元ですが、今回それに合わせて足元に白ソックスを使っています。
胸元に目立つ色を使うと上半身のボリュームだけが増して違和感を覚えることがある。
そこで下半身にも目立つ色を使うことで、上下のバランスが整うように調整しました。
ただし白ソックスは肌着の印象が強く、黒やグレーの靴下と比べると子どもっぽく見えやすい。
そこで足元はレザースニーカー、バッグもレザー素材にすることで大人っぽさがキープできるようにしています。
「白ソックスはハードルが高そう…」と感じる方は多いと思いますが、上半身に目立つ色があれば視線は足元にいきにくい。
僕自身もずっと白ソックスが苦手でしたが、いろんな場面で役に立つので持っていて損はないと思います。
ということで今回のポイントは…
・スキッパーのデメリットは重ね着で解決
・インナーは襟と着丈で選ぶ
・白ソックスを使うとバランスが取れる
ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。