小柄の小松です。夏場はスラックスを穿くことが多いですが、意外とうまくハマらないことが結構あります。
以前、こんなツイートをしました。
「黒いスラックスは1本持ってれば十分」とだと思いがちですが、服装によっては同じ1本で上手くいかない場合もあります。
夏場でも細身のスラックスが合わず、逆に少しゆったりしてたほうがバランスが良いことも。
トップスに合わせてスラックスを変えると、最初の違和感を解決できたりします。— 小柄の小松@服好きミニマリスト (@komatsu162) August 6, 2020
「黒いスラックスは1本持ってれば十分」だと思いがちですが、服装によっては同じ1本で上手くいかない場合もあります。
夏場でも細身のスラックスが合わず、逆に少しゆったりしてたほうがバランスが良いことも。
トップスに合わせてスラックスを変えると、最初の違和感を解決できたりします。
シンプルだからこそ、ちょっとの差でバランスが変わることがあるのが黒スラックス。
もし”似合わない”と感じても、組合せ方を変えれば解決できるかもしれません。
メンズのスラックスが似合わない場合【細身→ワイドテーパードパンツに変える】
タイトル通りですが、もし黒スラックスが似合わないと感じたら、細身のものからワイドテーパード型に変えるとバランスが良くなることがあります。
ワイドテーパードとは、「普通のパンツよりはゆったりしてるけど裾に向かって細くなってるパンツ」のこと。
今回比較するのは上記の2本。左がユニクロのEZYアンクルパンツ(ウルトラストレッチ)で、右はユナイテッドアローズで購入した少しゆったりめのスラックスです。
スラックス選びはトップスとの相性で決まる
洋服の着こなしはアイテム単体の良さより”組合せ”でバランスが変わってくることがとても多いです。
どれでも同じだと思っていても、実際はほんの少しの違いで違和感が出ることもあり得ます。
たとえば今回のスラックスをそれぞれ使ってみた場合。左は細身のユニクロ、右はアローズのゆったりスラックスです。
スラックスの細さに合わせてバッグやサンダルの種類も変えてますが、実際に合わせてみると左は少しだけ違和感が出ました。
明るいトップスに白いTシャツを重ね着しているわけですが、それに対して下半身が細すぎるように感じたからです。
たとえば同じスラックスでも、Tシャツが黒い場合はそこまで違和感がありませんでした。
黒は他の色よりも暗く細身に見えるカラーですが、黒Tシャツだと上半身が細くみえるので、細身のスラックスを合わせると上下のバランスが取りやすかった。
それに対して今回の組合せだと、どうしてもボリュームが上半身だけに偏ってしまう。
脚が比較的細長く見えたとしても、上下のバランスという点ではどこか変に見えました。
で、試しにスラックスをゆったりしたタイプに変えてみたところ、細身スラックスのときの違和感が少し減りました。
上半身のボリュームに合わせてスラックスにゆとりを持たせたので、上下の細さが均等になった。
最初と比べると脚長効果は減っているんですが、上下のバランスという点では釣り合いが取れる組合せに変わったといえます。
大げさだと感じるかもしれませんが、着こなしによってスラックスの形を変えるというのは、意外と大きなポイントだったりするのです。
鏡の前で試すと違いが見えてくる
いろいろと組合せを試していますが、どんなときも細身がいいとか、ゆったりしていたほうがいいと言い切れないのが難しいところ。
実際上の着こなしでは明るい白Tシャツに細身スラックスを合わせてますが、このときは細身スラックスでも違和感を感じませんでした。
上の着こなしにカーディガンを合わせたときも同じです。
今度は明るいシャツと白スニーカーの組合せですが、このときはアローズのゆったりスラックスを使うことでバランスが取れました。
なのでどの服装にどんなスラックスが合うかは、実際に着てみないとわからないというのが現実です。
鏡の前で見比べてみたり、場合によってはスマホなどを使って自撮りする。何度も繰り返していると、どちらのほうがバランスがいいか感覚的に見えてきたりします。
細かい話をしましたが、いま持ってる黒スラックスが似合わないと感じても、別のものに変えたら似合うかもしれない。
つまり「自分はスラックスが似合わない」のではなく、あくまで「いま使ってるスラックスが似合わないだけ」の場合もあるということです。
ということで今回のまとめは…
・黒スラックスでも組合せ次第で相性は変わる
・鏡で見たり自撮りを繰り返して試してみる
・いま使ってるモノが似合わないだけかもしれない
単に諦めるのではなく、別の選択肢を考えるというポジティブな話として捉えてもらえたらと思います。