小柄の小松です。30代になってから何かとアクティブさが減ったような気がしてます。
以前、次のようなツイートをしました。
「いまよりオシャレになる必要はあるのか?」に対する納得解を考えてまして、以前その答えの1つで「それが文化なんだよ」というのを教えてもらいました。
いまでもその通りだと思ってますが、最近はもう1つ"若さ"というのもある気がしてます。
無理して若作りするという意味じゃなくて"若さ"です。— 小柄の小松@服好きミニマリスト (@komatsu162) August 3, 2020
「いまよりオシャレになる必要はあるのか?」に対する納得解を考えてまして、以前その答えの1つで「それが文化なんだよ」というのを教えてもらいました。
いまでもその通りだと思ってますが、最近はもう1つ”若さ”というのもある気がしてます。
無理して若作りするという意味じゃなくて”若さ”です。
オシャレな服装なんて、結局は服好きの自己満足でしかないと思ったりもしましたが、そうでもないんじゃないかと考えるようになりました。
ほどほどに流行りの服を取り入れていたほうがメリットが多いと感じます。
「おしゃれな服装をする意味」はある?【若さ・行動力・流行に付いていく】
繰り返しになりますが、オシャレな服装をすることにはいくつかメリットがあるように思います。
実際モテるとか人間関係が円滑になるといった記事を見かけます。
それもそうだと思いますが、もっと感覚的なところでも良い点はある。それを強く実感してます。
行動力が減り、偏見が増えた30代
流行りの服をほどほどに取り入れてオシャレな服装をする。僕はこれが若さを保つことに繋がるのではないかと思うようになりました。
ツイートにも書きましたが、無理して外見を若く見せようとするのではなく”若さ”。
もっというと世の中のエンタメや出来事を柔軟に取り入れる”身軽さ”を保つトレーニングではないかと思うのです。
僕の感覚ですが、30代になってから世の中の出来事に対して鈍感になったような気がしてます。
どんなサービスが流行ってるか、どんな音楽・漫画などが流行っているか。情報として入ってきても実際に見たり触れたりする機会が減ってきた。
知らないだけならまだマシですが、実際に触れたこともないのに「どうせ大して面白くないんでしょ?」という偏見の目で捉えることも増えていた気がするんです。
この記事でも書きましたが、最近の僕は洋服の選び方が少し変わってきています。
上下ジャストサイズの服よりも、ほどほどにゆったりしたシルエットの服を選ぶようになり、結果的にトレンドとリンクする部分が増えてきた。
その頃から洋服以外のジャンルにも段々興味が湧きはじめ、これまで”知ってるだけ”だったモノに触れる機会が多くなりました。
10代・20代の人ほどのアクティブさはありませんが、自分のなかでは洋服を通していろんなことに対する偏見がなくなってきた。そういう意味で”若さ”と書きました。
こんなことを書くとそれこそオジサンぽいですが、年齢が上がってくるといまの世代の人・モノを否定したくなる気持ちも出てきたりしませんか?
たとえば僕が20代だった頃、これからやろうとしてることを会社の先輩に話すと「どうせできないでしょ?」と言われることが多かった。30代半ばの方々から良く言われました。
当時はなんでそんな頭ごなしに否定してくるんだろうと思ってましたが、自分にもその気持ちがわかるようになってきた。
「最近の若者は…」という感覚は、放っておくと誰もが感じてしまうものなのかもしれません。
服装に関係なくそういった新しいモノに抵抗がない人達もいるわけなので、「だからみんなオシャレになりましょう」と言いたいわけではありません。
ただ、僕は洋服を通してある種のトレーニングを積んでいたような気がします。もともとアクティブさなんてない人間なので、そういった意味でも洋服に助けられているんじゃないかと思うんです。
カッコイイおじさま達を見て思うこと
実際僕がこれまで知り合ったオシャレな年上の方たちを見ていると、新しいモノ・コトに寛容な人が多いように感じます。
「俺の若い頃は…」という押し付ける感じがなく、同じ目線で話を聞いてくれる人が多い。
10代・20代の人たちと近い感覚で洋服に触れていることで、感性に”若さ”があるように感じるんですね。
しかも洋服は見た目に影響が出てくるので、外見から親しみやすい空気感が出てたりもします。
さすがに全員がそうだとは思いませんが、少なくとも僕のまわりだと変化に対応していくフットワークの軽さを持ってる方が多い。
逆にこだわりすぎたら危険だとも思いますが、ほどよく服装に気を使うのは悪いことではないと感じます。
SNS時代では”百聞は一見に如かず”
洋服の話から少しズレますが、最近はSNSを通してなんでも情報を手に入れることができる時代です。
ただ実際にその情報に生で触れる機会というのは逆に減ってるように感じます。ゲームや漫画レベルの話でも、YouTubeで解説動画を見たら何となく知った気になれたりしますよね?
でもただ”知ってるだけ”だと物事の良さは実感できなかったりします。そういった情報だけ頭に溜まっていても、単純におもしろくない。
ちょっと”こじつけ”っぽいですが、洋服は実際に目で見て触って着ないとわからないことが多いので、知ってるだけじゃおもしろさは半減します。
「百聞は一見に如かず」という言葉がありますが、そういった生の体験をするトレーニングとしても洋服は便利だと思うんですよね。
いつも何万もする服を買えという話ではないですが、ユニクロのような手の出しやすい店で揃えるだけでも、服装を整えつつそういったアクティブさを保てる。
モテる・人間関係が円滑になる。それもあると思いますが、いろいろ引っくるめて”若さ”を保つというのも洋服の良いところではないかと思います。