小柄の小松です。今回はカーキシャツ×ブラウンパンツの組合せについて。
ダークトーンの服は大人っぽい印象を与えてくれますが、多すぎると地味に見えてしまうこともあります。
今回はカーキシャツとブラウンのワイドパンツ。これらを使って2色のバランスを取る方法を提案します。
【メンズ】カーキシャツ×ブラウンのワイドパンツはあり?【コーデ】

ということでカーキシャツ×ブラウンワイドパンツ の着こなし提案です。
下記に使用アイテムを載せてますが、後ろの英数字がサイズです。
★使用アイテム★
ユニクロU:プルオーバーシャツ(L)
ユニクロ:コットンノースリーブT(XL)
soe:SADDLEMANS PANTS(1)
Amb:レザーグラディエーターサンダル(38)
MIU:キャンバストート Photo by Yu Inohara
amp japan:オーバーラップリング(17号)
KAIKO:ABSTRACT EAR CUFF
BURBERRY:ブローメガネ
この着こなしで気をつけたポイントを書いていきます。
「落ち感のある素材」を選ぶ

まず1番のポイントは洋服の素材。
滑らかでストンと落ちる、いわゆる”落ち感”のある素材を選ぶのが重要になってきます。
カーキとブラウンは落ちついた印象のある色ですが、さらにいうと作業着(ワーク)のイメージもある色。
なのでワークシャツ・ワークパンツを上下で合わせると作業服そのもの。
いくらアイテム単体が良い服でも「それ、私服?」と思われやすくなってしまうんですね。

けれど落ち感のある素材なら、そのイメージを柔らげることができます。
作業着は耐久性の高いガッシリした素材を使いますが、滑らかな素材はその真逆のイメージになってくれます。

ちなみに上下逆のカラーでも同じことがいえます。
こちらは半袖シャツを使ってるのでもっと軽い印象ですが、基本的な考え方は同じ。
「素材でバランス調整する」というのは少し難しいです。僕自身もまだ経験値が足りないと感じてます。
けれどこの考え方ができると、いままで避けていた組合せにチャレンジできるようになってきます。
「あれ、意外とイケるかも?」と新しい楽しみ方が見えてくるかもしれません。
緩いシルエットも重要

また、上下を緩いシルエットにするのも重要です。
そこで服好きならではのシルエットをつくり、オジさんぽさが出ないようにする作戦です。

今回だと特にパンツが重要。
使ってるのは裾まわりが真っ直ぐなストレートパンツですが、足元にクッションをつくればフレアパンツになる洋服。
こういった流行りのアイテムを使うことで、作業着っぽさを減らしました。

シャツもゆったりサイズのものを着てます。
緩いだけだとダラしない印象が出やすいですが、落ち感のある素材ならリラックスした雰囲気になります。
袖の長さが気になる人は、少しだけ袖まくりするのが効果的。
最初から袖丈が短い服を選んでもイイですが、個人的には長いものを買って2パターン楽しむという方法をオススメです。
靴・バッグで軽さをプラス

最後は細かい調整について。
今回の着こなしは晩夏〜秋初めを想定してますが、長袖×長ズボンだとちょっと重たいイメージが残ります。
そこで足元をサンダルにしました。
グルカサンダルという素足があまり見えないものを使って、季節感を調整しています。

バッグはキャンバス素材のもの。
今回は上下の洋服が滑らかな素材です。
そこで厚みのあるキャンバストートを持って素材のメリハリを意識しました。

さらにバッグを半分に折り畳んでクラッチバッグふうに使ってます。
こうすると普通にトートを持つより大人っぽい雰囲気を出せます。
もちろんクラッチバッグを買ってもいいですが、それだとキメすぎに見える可能性も高い。
トートをクラッチっぽく使うとほどよい大人っぽさに抑えられるので、他の服装でも試してみてほしい方法です。
①「落ち感のある素材」を選ぶ
②緩いシルエットも重要
③靴・バッグで軽さをプラス
ぜひ今回の考え方を頭の片隅に入れてみてください。

