小柄の小松です。今回は最も使いやすいポロシャツについて。
ポロシャツはビジネスから普段着までいろんな使い方ができるアイテム。
でもそのぶん合わせ方を間違えると、仕事着を使い回してるように見えてしまうこともあります。
そこで今回は普通のポロシャツとは違う、バランスの取れた1着を紹介します。
soeのデイリープルオーバーシャツが普通のポロシャツより使いやすい3つの理由
こちらが今回紹介するsoeのデイリープルオーバーシャツ
サイズは0,1,2までありますが、身長162cmの小松はサックスブルーのサイズ0を購入しました。
普通のポロシャツは着こなしの幅が狭い
繰り返しになりますが、ポロシャツは組合せを間違えると特定のイメージに偏りやすいアイテムです。
もともとはテニスウェアとして作られたポロシャツ。いまは夏にサラリーマンが着ていたり、ゴルフウェアとしてのイメージも強いですよね。
この”イメージ”というのは本当に厄介。
いくら大人っぽく見えるとはいっても、ポロシャツにスラックスを合わせたら仕事着になる。さらに短パンを合わせたらゴルフウェア感が出てしまう。
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アパレル店員やオーラのある人ならそのイメージを覆せたりします。
ただ僕らがシンプルなポロシャツを同じように着てもそう上手くはいきません。
ポロシャツ自体は大人っぽく見える。でも特定のイメージを避けるためにはスラックスや短パンは避けたい。そうすると黒い細身のジーンズくらいしか選択肢がない。
秋冬はコートやマフラーなどいろんなアイテムを組合せられます。それに比べて夏は薄着になるので、できることが圧倒的に少ない。
もちろん気に入ってるポロシャツなら着こなしが1パターンでもいいと思います。でもどうせなら着こなしを楽しみたいじゃないですか。
かといってあまり洋服を増やしてもクローゼットが膨れてしまう。
1枚でいろんな着こなしを楽しめるポロシャツがあると、夏のオシャレはいまよりもっと楽しくなるはずなんです。
デザイン・緩さ・高級感の三拍子が揃う
そこでsoeのシャツですが、名前はポロシャツではなくてプルオーバーシャツ。
パッと見はポロシャツのような形ですが、実は普通のポロシャツに見えない工夫が詰まった1着なのです。
まず”デザイン”についてですが、分かりやすいのは首まわり。
このシャツは内側にも生地が縫ってあり、首元がフワッと横に広がるつくり。
当たり前ですが、普通のシャツはボタンを開けると素肌が見えますよね。
けれど首から下が見えないような独特の形にすることで、ただのポロシャツとは違う印象を持たせているんですね。
ボタンを開ける数が多いほど生地の膨らみは強調されていきます。
1つだけ開けると同色のTシャツを重ね着してるようにも見える。そしてボタンを上まで閉じれば普通のポロシャツと同じ雰囲気に。
なのでボタンの開け方によって違うパターンを楽しむことができます。
もう1つは裾まわり。
普通のポロシャツのように直線的な形ですが、裾にゴムが入っていてコードで絞れるようになってます。
こういった形は”コーチジャケット”とかによくあるデザイン。
でもポロシャツに付いてることってまずないじゃないですか。なので仕事着っぽさは出ないし、ゴルフウェア用とも違った雰囲気が出せる。
コードの先端にカラフルなテープを巻き付けてあるのでちょっとしたアクセントにもなります。
絞れば裾まわりにシワをつくれるし、絞らなければ普通のポロシャツと同じ平らな形をキープできる。
襟と裾それぞれのギミックのおかげで、唯一無二のデザインに仕上がってるといえるでしょう。
次に”シルエット”です。
裾丈はそこまで長くないですが、肩幅は広くて袖丈も少し長め。
ここ数年はオーバーサイズな服ばかり見かけたと思いますが、このポロシャツは細すぎず太すぎない”ちょうどいい緩さ”。
ビジネス用のポロシャツは袖まわりがタイトだったりするので、こういったところも仕事着に見えない秘密。
ちなみにポケットの位置は少しだけ低めです。
これはユニクロUのポケットTシャツと同じ仕様。
ポケットが低いとこれも緩い雰囲気に繋がりますが、ポケット自体がコンパクトなのでそこまで目立ちません。
あとは”生地”ですね。
こういう形のポロシャツだと、普通は”カノコ編み”が多いはず。
カノコ編みは表面がデコボコしていて肌に触れる面積が少ない。通気性がいいので夏の洋服によく使われる編み方です。
けれどsoeのポロシャツは”ブロード素材”です。
これはビジネスシャツなど大人びた洋服に使われることの多い生地。
襟・裾に特殊なデザインを入れたぶん、素材を大人っぽくしてバランスを取っているという理屈です。
普通のブロードは綿100%ですが、soeはナイロンという素材を混ぜることでシャリっとした質感をプラスしています。
大人っぽく見せつつビジネスシャツとは違う光沢を出す。
デザインもそうですが、生地についても足し算・引き算が詰まっているといえるでしょう。
ちなみに洗濯すると少しだけシワができます。
ただ綿100%のシャツよりはシワにならない。なのでアイロン掛けしなくてもそこまでダラしない印象は出ません。
気になる人は目立つポケットだけアイロン掛けすればOKです。
単体・重ね着どちらでもOK
いろんな工夫が詰まってることで「ポロシャツに見えないポロシャツ」に仕上がった1着。
なのでスラックスや短パンと合わせても、仕事着・ゴルフウェアに見られる心配はありません。
色はブルー・ベージュ・ブラックの3種類。
よりシャリっとした風合いを楽しみたい人は、明るい色を選んだほうがいいかと思います。
襟を活かして”重ね着”するのもアリ。
身幅の広いTシャツと合わせて、首元からチラッと明るい色を見せるというアプローチですね。
裾のコードも見せられるので、普通とは違った重ね着を楽しめるかと思います。
さすがに真夏だと暑いので1枚で着ますが、1粒で2度美味しいポロシャツといっていいでしょう。
・仕事着やゴルフウェアに見えない形
・シャリっとした独特の風合い
・いつもと違う重ね着も楽しめる
ぜひ購入を検討してみてください。soe デイリープルオーバーシャツ