小柄の小松です。今回はコート×サンダルを自然に見せるコツについて。
ファッションサイトを見てるとコートにサンダルを合わせてる組合せをチラホラ見かけます。
けれどサンダルは夏っぽい印象のシューズ。それをロングコートに合わせるのは何だかおかしい気もします。
今回はそんなコート×サンダルを、なるべく自然に見せるポイントを提案したいと思います。
春にロングコート×サンダルはあり?「靴下・袖まくり・グルカサンダル」で解決
ということでコート×サンダルの着こなし提案です。
3つのポイントを話しますが「コートとサンダルの季節感を揃える」のが重要になってきます。
①ソックスで重くする
そもそもコート×サンダルがおかしく見えるのは「季節感の差」が1番大きいと思います。
ロングコートは普通の服より重たい印象があるアウター。逆にサンダルは普通の靴より軽い雰囲気があるアイテム。
お互いのイメージが真逆なので、合わせたときに違和感が出やすい。
逆にいうと、2つのアイテムの”差”を埋めてあげれば、違和感を減らせるということになります。
その方法の1つが靴下×サンダルにすること。
サンダルをそのまま履くと素足が見えるので、足元が軽くなります。
でも靴下を履けば肌が隠れます。そのぶん少しだけ足元を重く見せられる。
こうすればサンダルをコートの重たい印象に近づけることができるんですね。
サンダル×靴下にするとこんな感じ。
革靴・スニーカーと比べて少し軽く見えるので、違和感を減らしつつ春っぽい雰囲気を出すことができます。
靴下の色はちょっと明るいくらいがベター。パンツとサンダルの中間の色にすれば、綺麗につなげてアクセントにもなります。
着こなしに寄りますが、白ソックスだと相当目立つのでハードルは高くなると思います。
それでも不安なときは、バッグやキャップなどを明るくすればOK。目立つ部分を軽くして春っぽくするという方法になります。
②コートを袖まくりする
次はコートの使い方について。
サンダル×靴下はかなり効果的ですが、それだけだと着こなしがまだ重く見えるときもあります。
そんなときはコートの袖をまくるのがオススメ。
袖まくりすれば肌の露出が増えて軽くなるので、サンダルの夏っぽさに寄せることができるからです。
コートの袖まくりはこんな感じ。
さっきよりシンプルな白黒コーデ。白キャップも使ってないので重たいです。
そこで袖まくりを活用してコートのほうに軽さをプラスしました。普通に着るより変化がつくので、地味に見えにくいというメリットもあります。
ただし袖まくりをしたときは、袖先にアクセサリーをつけるのがベター。
目立つ手首まわりに何もないとノッペリ見えやすいので、何かでカバーする必要が出てきます。これは普通の長袖トップスでも同じです。
小物は時計や指輪・ブレスレットなど何でもOK。時計が1番自然に見えるので、まずはそこから試してみてください。
③グルカサンダルをつかう
最後はサンダル選びで解決する方法。
素足が見えてるとコートと差が出ると話しましたが、見える面積が少なければ違和感は減らせます。
そこで便利なのがグルカサンダル。編み目のようなデザインになってるので、素足の見える面積は最小限です。
しかもレザー素材になってるので、他のサンダルより大人っぽい印象をつくることができます。
コート×グルカサンダルはこんな感じ。袖まくりも活用してます。
たとえばサンダルにワイドパンツをかぶせれば、素足はチラッと見える程度に収まってくれます。
さらにインナーを明るくして春っぽく調整。最初と同じようにバッグ・キャップを明るくしてもバランスは取れると思います。
以上3つのパターンを紹介しました。
正直コート×サンダルはできる時期が短め。ただ革靴・スニーカーとは違った雰囲気を楽しめるのがイイところです。
秋のはじめでもイケる組合せですが、どちらかというと4月や5月にピッタリな方法だと思います。
①ソックスで重くする
②コートを袖まくりする
③グルカサンダルをつかう
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。