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洋服の買い物は”春夏”がポイントだと思う【コスパを考えたトップス選び】

小柄の小松です。今回は春夏の洋服選びの大切さについて。

・春服は使える期間が短いからテンションが上がらない
・夏服は秋冬になると使えなくなる

洋服が好きな人の大半は「お金をかけるべきなのは、やっぱり秋冬だな」と感じる方も多いのではないでしょうか?

けれど僕はそうは思いません。むしろ春夏の買い物こそ、誰よりもこだわって選ぶべきだと感じます。

洋服の買い物は”春夏”がポイントだと思う【コスパを考えたトップス選び】

繰り返しになりますが、春夏の洋服選びこそ1年で一番重要なポイントだと思います。

多くの方が「春夏の服は寿命が短い」と思いがちですが、選び方次第では秋冬までずっと使えるものが結構多いからです。

秋冬にお金をかけすぎるのはコスパが悪い

オシャレ好きな方にとって、最も楽しい季節はおそらく秋冬だと思います。

セーター・コート・マフラー類など、使えるアイテム数が増えて着こなしのバリエーションが広げやすいからです。

しかしよく考えてみると、秋冬に買った服というのは、基本的に秋冬にしか使えません。

ウールのセーターやロングコート、マフラーやストール類、毛羽立ちのあるパンツ。さらにわかりやすいのは、最近よく見かけるモコモコ素材のボアブルゾン。

どれも秋冬らしさ全開の魅力的な服ですが、ここにお金をかけすぎても使える期間は限られています。

特に冬用のアウターだと、メインで使える期間は長くても11月から3月くらいまで。

お気に入りのアウターをたくさん買ったとしても、半年以上は使わない期間があることになります。

もちろんまったく買うなというわけではありません。僕自身もカシミヤセーターやウール素材の服が好きで何着か持っています。

けれどたとえばウールのセーターを5着くらい持っていても、4月頃になったらほとんど着れなくなりますよね。アウターだったら尚更です。

すると春夏になったら別の服が必要になりますし、トレンドを追おうと思ったら”買い足し”が必要になってきます。

そこで秋冬の服が大量にあると、使わない間はどこかに保管しておく必要があります。

けれど多いと”虫食い対策”とかを気にしなきゃいけないですし、外部で預かってもらうサービスはお金がかかります。

つまり秋冬の服にお金をかけすぎるのは、とてもコスパが悪いといえるんです。

春服は重ね着すれば秋冬も使える

春服のいいところは、重ね着すれば秋冬でも使えるという点です。

1枚で着るのには寒くても、中間にカーディガンやブルゾンなどを挟めば真冬も乗り切ることができるからです。

たとえばこのコートの素材はウールではなく、春を想定したコットンの服で薄手です。

けれどセーターとの間に別の服を挟むことで、冬の着こなしとして使えています。

こちらは春用のカーキのシャツです。

春用コートとは逆で、ウールアウターとの間に挟めば冬に使っても全く違和感がありません。

秋冬と比べると春服は明るいカラーのものが多いですが、見せる面積が少なければ、秋冬の着こなしに適度なアクセントを加えてくれるんですね。

使える期間が短いという認識が多いので、アパレル業界では春用コートなどはあまり売れないという話を聞いたことがあります。

そのせいで春コートにチカラを入れるブランドが少ないらしいのです。

けれどコートはダークトーンのものを選べば重ね着次第でいくらでも活かせる。明るいシャツは見せ方を工夫すれば使える。

春用の服をこだわって選べば、1年を通して洋服代の節約に繋げることができるんです。

1年通して使えるのは”半袖Tシャツ”

幅広く使えるのはコートやシャツだけではありません。意外に見落としがちなのが”半袖Tシャツ”です。

夏は1枚で着れて、春秋冬には他の服と重ね着して使うこともできる。考えてみればこれだけ汎用性の高い服はありません。

ただここで重要なのは、どんなTシャツが使いやすいかを考えることです。

ポケット・プリントなどのデザインが入っていれば1枚で着たときに地味にならないですが、デザイン次第では重ね着で使いにくいものも多いからです。

僕はTシャツがすごく好きなので、夏にいろんなモノを集めていましたが、いざ秋冬になると「これは重ね着で使いにくいな…」と思うTシャツが多いことに気付きました。

秋冬になると、半袖Tシャツはヘインズなどの定番ブランドくらいでしか買えなくなります。当たり前ですが、長袖の服をメインで展開したほうが売れますからね。

つまり凝ったデザインのものは春夏までに買っておく必要がある。

別記事でまとめたいと思ってますが、1枚・重ね着どちらでも使えるTシャツは、早めにゲットしたほうが賢いといえるんです。

春夏に買う洋服は着れる期限が短いと思いがちですが、実際はそんなことはないと思います。

誰もが秋冬に投資するからこそ、自分は春夏の買い物にこだわる。少ない洋服でオシャレを楽しむためには、1年の初めからアクセル全開でいくべきだという話でした。

 

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