小柄の小松です。今回は低身長男子向けブランドのブーツの詳細について。
スタイルが悪く見えがちな低身長男子の足元をスッキリ見せてくれるブーツですが、ブランドさんによってはサイズも見え方もガラッと変わってくるものです。
以前、こんなツイートをしました。
MBラボの低身長ブランドSS(@SS_fashionbrand )さんのブーツ試着会に参加してきました!
どうしても気になってたので、同じくMBさんがオススメしてるPADRONEブーツとの比較記事を近々書きます。 pic.twitter.com/laWexIH7ZE
— 小柄の小松 (@komatsu162) July 6, 2019
MBラボの低身長ブランドSSさんのブーツ試着会に参加してきました!
どうしても気になってたので、同じくMBさんがオススメしてるPADRONEブーツとの比較記事を近々書きます。
ということで今回のSSと、ファッションブロガーMBさんがオススメするPADRONEブーツとの比較をしていきます。
✳︎今回参加者が複数いらっしゃった関係で、試着画像はスマホでサクッと撮っていて粗めです。わかりにくいものもあるのでご了承ください。
低身長ブランドSSとは?
まずSSというブランドの簡単な紹介から。
SSとはファッションブロガーMBさんが運営するネット上のコミュニティ「MBラボ」から生まれたブランドです。
MBさんが提案するオシャレの法則を低身長男子に特化させて、その悩みに合わせた着こなしやアイテムの販売をするため2018年秋頃に立ち上がりました。
今回紹介するブーツは、そのSSが2019年秋頃に販売する予定のインヒールブーツ。
すでに販売されているONE DAY KMCというブランドのMBブーツに、形の違う中敷を入れたものになります。
なので厳密にいうとMBブーツSサイズとPADRONEブーツ40サイズの比較。足のサイズが26〜27cmと平均的な方でも参考にしてもらえる内容かと思います。
そんなSSブーツの特徴は次の3つです。
①シャープな形のインヒールブーツ
②低身長ゆえに脱ぎにくい点も
③雨でも使える合皮素材
これらを順番に確認していきます。
①シャープな形のインヒールブーツ
まず形の違いを確認していきます。左がSS、右がPADRONE(パドローネ)です。
2つを比べてみてわかることは先端の違い。SSは先端に厚みがなくシャープで、PADRONEは丸みのあるブーツとなっています。
SSブーツは縦幅が28cm。PADRONEも元々28cmでしたが、履いているうちに少し伸びて29cmほどになりました。
先端がシャープなほどスーツで使う革靴に近づくので、SSのほうがより大人っぽい印象を与えるブーツにはなります。
また、このブーツにはインヒールが入っています。
画像で少し膨れている部分ですね。このインヒールの効果でカカトからさらに5cm高くなるようになっています。
細身のスキニーパンツを穿いて比べてみました。
わかりにくいですが、左のSSブーツのほうが脚が少し細長く見えます。先端のシャープさ・丸みの違いも印象の変化に繋がっています。
ただ、足が長く見えて大人っぽさが増すのは魅力的ですが、それが使いやすさに繋がるとは限りません。
先端の鋭いブーツはキメすぎな印象を与えやすいので、着こなしによってはホストっぽく見えてしまうことがあるからです。
https://zozo.jp/sp/shop/onedaykmc/goods/23329391/?did=43499731
もちろんダメージジーンズなどのラフなパンツで合わせ方を工夫すればホストっぽさはなくなります。
ただ、黒スキニーを普段からヘビーユースしてるという方の場合はPADRONEのような丸みあるブーツが合わせやすいのは確かです。
実際僕はユニクロスキニーとPADRONEブーツという組合せをよくやりますが、丸みがあるおかげバランスはかなり取りやすい。
SSブーツは、ともかく大人っぽく見せたい、ダメージジーンズなどと合わせたいという方であれば使いこなすことができるでしょう。
②低身長ゆえに脱ぎにくい点も
そしてブーツのデザインを見ていきます。左右がゴムで伸びるサイドゴアブーツというデザインです。
ジップタイプだと脱ぎ履きするたびに手間がかかりますが、サイドゴアはそのままスッと履ける便利さがあります。
SSとPADRONEの履き口を比べてみます。
実際に履いてみてわかったのは、SSは幅があまりないので、特に脱ぐときに苦労するということです。
インヒールが入ってることで中がさらに狭くなってるため、普通のMBブーツよりも脱ぎにくさは強くなっています。
僕の普段のサイズはコンバースだと25.5cm。人によると思いますがSSブーツを脱ぐときは脚がつりそうになりました…。
ただ履き口が狭いと、スキニーやスラックスなどの細身のパンツを合わせたときに裾が引っかからないので、そこはメリットといっていいです。
③雨でも使える合皮素材
最後に素材です。使われているのは本革ではなく合皮。
本革を雨の日に使ったあとはケアしてあげないと痛みやすいですが、合皮ならそういった心配は不要なので天気に関係なくガシガシ使えます。
靴底もゴムで滑りにくい形をしています。
本革の靴の場合はそのままだと滑りやすいのでラバーソールに張り替えなるのがベターですが、SSブーツはそのまま使うことができます。
とはいえ合皮なので革の形が変化しないというのはあります。
本革だと履いているうちに足の形に馴染んでくれるので段々履きやすくなってきますが、合皮の場合は形は変わらない。
ただSSブーツは先端がシャープで足先に少しゆとりができますが、インヒールの厚みで足の甲まわりがフィットしてくれるのでブカブカにはなりません。
多くの男性が好む”経年変化”は楽しめませんが、ケアやサイズ問題は気にしなくていいのでその使いやすさは魅力的です。
今回はSとMサイズの試着会でしたが、XSも検討中と言っていたと思うので、足のサイズが25cm以下という方は情報をチェックしてみてください。
ブーツは脚を細長くスッキリ見せてくれる低身長男子の強い味方。
形が違えば、合わせやすい服も見え方も違ってきます。足元にこだわることでカッコイイ服装への一歩を進めることができるでしょう。