ファッション

洋服選びで”サスティナブル”よりも大事なこと【日用品とコーデの幅】

小柄の小松です。今回は洋服業界で流行っているサスティナブルという言葉について。

サスティナブルとは”持続可能な”という意味。地球の環境汚染をなるべく避けるため、天然素材を使わないなどエコな取り組みを強化する流れが年々高まっています。

とても素晴らしい流れですが、実際のところ僕らの服選びではサスティナブルよりももっと大事なことがあるという考えがあります。

洋服選びで”サスティナブル”よりも大事なこと【日用品とコーデの幅】

繰り返しになりますが、最近は特にサスティナブルという言葉をネット上でよく見かけるようになりました。

この流れは、洋服業界が石油産業に次いで「世界で2番目に環境汚染を引き起こしている業界」と言われていることが背景にあります。

それをハイブランドが解消しようとする取り組みが増えてきたことで、サスティナブルという言葉が身近なところでも耳にするようになってきたようです。

サスティナブルな服を買うだけでは効果が薄い

洋服業界が環境汚染への影響度が高いのは、大量生産・大量消費・大量廃棄が主な理由です。

大量に作られる過程で発生する汚染水や温室効果ガス。安くトレンドの服を手に入れられるになって、服の買い替え頻度が増えてきたことで加速。

けれど売れ残った服は大量に廃棄されているとも聞きます。

そこで動物の本革を使用しない、中古品を利用したリサイクル繊維、有害な農薬を使用しないコットンの栽培など、いくつかのブランドでエコな動きが加速しています。

この流れ自体は素晴らしいことで、環境汚染を徐々に抑えることができていると思うのですが、それより問題なのはそもそも僕ら消費者がすぐ服を捨てるということです。

低価格でトレンド品を気軽に買えるようになったことで、服を買うハードルが下がった。けれどその影響で1シーズン着たら捨てるというパターンが増えてしまっているんですね。

実際オシャレな服好きの人でも、ユニクロでインナーを買ったらそのシーズンのうちに捨てるという話も聞きました。

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毎年同じような服がいろんなブランドで売られていることにも違和感を覚えます。

ここ数年だと、どのブランドも似たようなフリースジャケットを展開しています。けれどどう考えてもそんなにフリースを作る必要は感じません。

ここ生産量からすると、フリースを毎年買い足してる人が一定数いるように感じます。

去年買った服でも着こなし次第で今年のトレンドに合わせて着ることは可能なはずなのに、ちょっとデザインが違うから、有名人がオススメしてるからという理由で買い替える人がいる。

これはフリースの例ですが、たとえば再生繊維を使った服でもこの流れが起きると、洋服の生産量は結局大きくは変わらないでしょう。

ある程度の需要があるから生産量が増えているわけで、それはサスティナブルな取り組みだけでは解決しない問題。

僕ら消費者が買う量を抑えれば、作る側も生産量を見直していくはず。

“サスティナブルな服”よりも僕らの選び方・買い方のほうが重要といえるでしょう。

普段着として使えること

そう考えたときにまず大切にしてほしいのは、洋服を日用品として捉えること。

生活の流れで必ず使うモノであれば、すぐに捨てるということも起きにくい。普段着として使うものをベースで揃えていくのが理想的です。

たとえば運動をする習慣があるなら、オシャレなランニングシューズを買うなど。

スポーツ・ファッションどちらでも使えるものを選ぶことで買う靴の量を減らすことができます。

ロングコートならビジネスでも使えるようなデザインを選んでみる。

ウールではなく春用のコートにして、冬場はインナーダウン等で寒さ対策するなどが考えられます。これは他のトップスやバッグでも同じようにできます。

すべてを日用品として捉えるのは難しいですが、なるべく1年通して自然と使う服を選ぶこと。目的がハッキリしてる普段着を厳選するだけでもエコに繋がるといえるでしょう。

同じ服でコーディネートの幅を広げる

また、1着の服でできるコーディネートの幅を広げるというのもいい方法です。

トレンドを新しい服で追うのではなく、少ない服でトレンドを追えないか考えてみるということです。

たとえば僕は手持ちのTシャツいくつかにスリットを入れるようにしました。

こうすることで普通に着たり、タックインという変化のある着こなしに対応しやすくしています。

スラックスも股上の深いものを選べばタックインが綺麗にしやすい。

腰位置や裾のロールアップなどで調整すれば、1本のスラックスでいろんなコーディネートに対応できるようになります。

もちろんこれらを最初から想定して買うのは難しいですし、すべてをそういう服にすることは出来ないでしょう。

けれど1着の服で着こなしのバリエーションを増やせれば、無闇に新しい服を買う頻度は少なくなります。そうすれば業界の生産量も徐々に減っていくでしょう。

いろんなブランドが”サスティナブルな服”というキーワードを使っていますが、現状では単にキャッチコピーとして利用してるブランド・広告が多いというのが正直な感想です。

サスティナブルだからいいとは考えず、あくまで自分の生活や服のスタイルに合わせて選ぶ。これが一番理想的ではないでしょうか。

 

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