小柄の小松です。今回はユニクロのウルトラライトダウンを使った重ね着テクニックについて。
寒さ対策の定番品であるウルトラライトダウン。サラリーマンがスーツの中に着てたりしますが、普段着ではもっと幅広い使い方ができる万能アイテムです。
そこで今回はロングコートの中にインナーとして着る方法を提案。
2種類のウルトラライトダウンを使って簡単なポイントを話していきます。
ウルトラライトダウン(ベスト・ジャケット)をコートの下にインナー使いする方法【メンズコーデ】
ということでユニクロのウルトラライトダウンを使った着こなし提案です。
今回使うのは襟のないノーカラージャケットと、襟の高いスタンドカラーベストの2つ。
基本的な使い方は同じですが、それぞれの微妙な違いも含めてポイントを話していきたいと思います。
コートと同色にすれば簡単
最初のポイントはコートとの色合わせです。
いろんなカラーが売ってるウルトラライトダウンですが、まずはコートと近い色を選ぶようにしてみてください。
ウルトラライトダウンは基本的に光沢の強いものが多め。そうするとインナーという小さな面積でも、ダウンだけが悪目立ちする確率が高くなってしまいます。
カラフルな色を選んで「着こなしの外し」に使う方法もありますが、そうするとアウターとして単体で使うときの着こなしが難しくなってしまいます。
なのでアウター・インナー両方で使いたい人は、黒やネイビーなど暗い色にするのがベター。
これなら季節や寒さに合わせていろんな使い方ができます。
パンツを細身の黒にするだけで簡単にバランスが取れるのも嬉しいところ。
そしてコートとダウンの色を揃えれば、着こなしにメリハリを出すことができます。
コートの素材はウールやコットンなどが多いですが、ウルトラダウンはシャカシャカした素材。
これらを同色で重ね着すると、色は同じでも素材が変わります。その違いが適度なアクセントとして映えてくれるんですね。
カラフルな色を使うのはわかりやすいですが、それはみんな知ってることなので人と差別化するのが難しい。
けれど素材の違いでアクセントを出せれば人と差別化しやすい。なぜなら素材のことまで考えられる人は少数派だからです。
同色の着こなしは地味なイメージがありますが、たとえば靴やバッグを明るくすれば問題ありません。
コートとダウンの色を揃えつつ、他のアイテムで少し味付けする。
ウルトラライトダウンを馴染ませつつ人と差別化するなら、これが1番簡単な方法だと思います。
スタンドカラーにはステンカラー
ここからはアイテム別の攻略法について。まずはスタンドカラー型からです。
今回は襟の高さが違う2種類のダウンを使ってますが、簡単なのはスタンドカラーのほう。
襟が高ければ秋冬らしさを簡単に出せるので、いつもの服装に足すだけで防寒性とアクセントを高めることができます。
コートの種類は基本的になんでもOKですが、1番相性がいいのはステンカラーコート。
どちらも襟が高いという共通点があるので、重ね着したときに統一感を出せます。そのほうがあったかいという単純な理由もあります。
もちろんチェスターやトレンチでも問題ありませんが、まずはステンカラーコートに合わせてみてほしいです。
ダウンの中に着る洋服は、ハイネックやタートルネックがおすすめ。
襟付きのシャツとかだと首まわりがゴチャゴチャすることがあります。
「高さはあるけどスッキリしたインナー」が理想的なので、そういう洋服を重ね着してみてください。
見える面積が少ないので、デニムなどラフな洋服でも問題ありません。
ノーカラーにはチェスターコート
続いてはノーカラージャケットについて。
この形のインナーダウンはチェスターコートに合わせるのが簡単。これはスタンドカラー型とは逆の考え方です。
ノーカラージャケットは襟が低いので、同じく襟がスッキリしたチェスターコートに重ねれば、統一感を出すことができます。
あらためて見るとこんな感じ。
別にどのコートに合わせても問題なさそうですが、襟の高さに差があると違和感が出ることが多いです。なのでチェスターに合わせるのが安定。
インナーは基本的に首元が高い洋服にしてみてください。
ノーカラージャケットは首元が寂しいので、形だけで考えると秋冬らしさが少し足りない。なのでインナーで物足りなさをカバーするという作戦です。
ちなみに今回はネックレスを付けてます。これもノーカラージャケットの寂しさをカバーするためです。
インナーに柄物セーターを使ってますが、首元が黒くて少しボリュームが足りなかったので、明るいネックレスで隙間を埋めてます。
ネックレスに抵抗がある人は、単純に白いタートルネックなどでOK。白などの明るい膨張色は、他の色より首元のボリュームを強調しやすいからです。
いろいろ細かい話をしましたが、ポイントは色と高さ。
コートは黒・ネイビーを持ってる人が大半だと思うので、まずは色だけでも揃えるようにしてみてください。
ノーカラー型はちょっと工夫が必要なので、細かいことを考えたくない人はスタンドカラー型を選ぶのがベターだと思います。
①コートと同色にすれば簡単
②スタンドカラーにはステンカラー
③ノーカラーにはチェスターコート
ぜひ今回の考え方を参考にしてみてください。
