小柄の小松です。今回は格安で買えるのに高級感のあるレザーベルトについて。
スーツに合わせるベルトといっても様々ですが、安くてもカッコよく見える良品があればこんなに嬉しいことはありません。
今回紹介するユニクロのベルトは、そんな贅沢な悩みを叶えてくれる完成度の高い魅力的なアイテムです。
エンボス加工で上品さが増すレザーベルト
こちらが今回紹介するのはユニクロのイタリアンレザーエンボスベルト
最大の特徴はエンボス加工がされたレザーの質感です。
エンボス加工とは凹凸のある押し型で圧力をかけて、表面に浮き出しをつくる加工のこと。
ツルっとした革と比べると表情があり、細かいシワが上品な印象に繋がってくれます。
シャープさと丸みのある洗練された形
目立つのはシワのあるエンボス加工ですが、細部の形もとても洗練されています。
まずウエストを固定するバックル。ぱっと見は四角いですが、緩やかなカーブを描いていることでパンツのウエストに自然と沿う形になっています。
素材は光沢の少ないマットな質感のもの。
光の反射でギラギラと悪目立ちすることなく、控えめでありながら上品さのあるバックルに仕上がっています。
また、帯は加工だけでなく形そのものも工夫されています。
中央から両端にかけて厚みを変えていることで、同じベルト幅でも少し立体感が出てきます。
これがエンボス加工とうまく合わさって、シャープでありながら適度に丸みのある、帯の先端まで洗練された印象を与えてくれます。
そして細かいですが、ベルト通しもしっかりとしたつくり。
帯革がピシッと固定されるよう少しキツめに縫い付けてあり、使われている糸の量も必要最小限に抑えていて悪目立ちしません。
数年前に買ったユニクロのベルトは少し緩めで糸も太かったので、この違いには驚きました。
定番品の質をアップデートし続けるユニクロは、ベルトでも細かい見直しを繰り返しているんだろうなと感じます。
ベルトの穴あけはユニクロ店舗でできる
ちなみにユニクロのベルトは店員さんに頼めば穴を追加してもらえます。
専用の工具が試着室に置いてあるので、店員さんに頼めばその場で無料で仕上がります。
僕は買ったのは全長101cm・幅3cmのMサイズですが、1つだけ穴を追加してもらいました。
店員さんによってはあまり慣れてない方もいらっしゃるので、同じ間隔・大きさでやってもらうよう頼むのが確実です。
ちなみにお直し屋さんでも頼めますが200円ほどかかります。工具を置いてないところだと、仕上がりが後日になってしまうのでちょっと面倒。
お金を払ってプロに任せるのが確実ですが、特に気にならなければユニクロの商品はその場で店舗でお願いしたほうが早くて安上がりです。
ベルトは全体で見ると小さな面積ですが、お気に入りを付けているだけで身が引き締まるもの。
3000円で買える細部までこだわりのあるベルト。この質感とミニマルな上品さは一度手に取って実感してみてほしいです。ユニクロ イタリアンレザーエンボスベルト