小柄の小松です。今回は秋冬シーズンに追加されたユニクロUのTシャツについて。
8月になると夏の暑さが本格的になってきますが、洋服屋ではすでに秋冬を意識したアイテムが展開されてたりします。
今回はTシャツを紹介しますが、コートやブルゾン・ジャケットの”インナー”として映える色です。
ユニクロUの半袖クルーネックTの新色(ネイビー)をレビュー
こちらが今回紹介するユニクロUのクルーネックT
身長162cmの小松はネイビーのMサイズを購入しました。
新作は秋冬コーデを意識したカラー
ユニクロUのクルーネックTはここ数年で毎シーズン展開されていますが、2020年秋冬モデルは4色追加されています。
10ピンク、18ワイン、49マスタード。そして今回の69ネイビーです。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E431599-000/00?colorCode=COL49&sizeCode=SMA004
秋冬の濃さを意識したラインナップですが、実はユニクロの通常ラインのTシャツとは色味が違います。
どれも秋冬らしさを出しつつ、少しだけ明るい色合いにすることで、秋冬の暗い印象が出すぎないように工夫しているんですね。
僕が選んだのはネイビーですが、こちらもやや明るめ。
ユニクロだと黒に限りなく近いダークネイビーが多いですが、このネイビーは少しパープルを混ぜたような色味。
インディゴのジーンズと合わせると、上半身が少し明るくなるレベルです。
洋服の着こなしは上半身を明るくするとバランスが取りやすいですが、明るすぎると子どもっぽく見えがち。
けれどこのTシャツは明るすぎず暗すぎない絶妙なカラー。ピンクやマスタードは肌の色によっては1枚で着たときに似合わないと感じることもありますが、ネイビーはその確率が低め。
ワインも捨てがたいですが、ネイビーなら夏から使い始めて秋冬まで活躍してくれるでしょう。
通常ラインとの色味・形の違い
今回のネイビーは明るめと書きましたが、実際にユニクロの通常ラインのネイビーと比べてみます。
左は長袖Tシャツを半袖にリメイクしたものですが、スーピマコットンT・ドライカラーTなどのネイビーと同じ色味。
近くで並べてみると、同じネイビーでも印象が変わるのがわかるかと思います。
僕はもともと左のようなネイビーが好きなんですが、最近のトレンドアイテムと組み合わせようとすると、実は右のほうが使いやすい傾向があります。
色だけでなく、襟まわり(バインダー)の形も違います。
ユニクロUのほうがバインダーが太く、遠目からでも目立つようなつくり。
よく見ると、わざと縫い目がオモテに浮き出るようになっていて、襟元には高さもあります。
さらに生地はガサっとした風合い。
スーピマコットンやドライカラーの生地はツルッとしていて均一ですが、ユニクロUはその真逆ともいえる表情のある素材です。
ちなみに春夏モデルにあった上記67ブルーは複数の糸が使われた立体的な色でしたが、今回は単色の糸でした。
無地のTシャツ=地味な印象が強いと思いますが、形と素材選びを工夫することで、より1枚で着てもバランスが取れるようにしている。
そのぶんTシャツ単体としてはラフな印象が強くなりますが、革靴や大人びたパンツなどを合わせれば上品な印象もプラスできるでしょう。
身幅が縮むのでサイズ選びに注意
ところでサイズ選びのポイントですが、これは春夏に出たモデルと同じく注意が必要です。
洗濯を1回するだけで身幅が縮み、裾丈が伸びるという特徴があるので、店舗で試着したままのサイズ感をキープするのは難しくなります。
こちらが洗濯前後の伸び縮みを比較。
“身丈”とはTシャツの襟上から裾までを測った数値のことですが、洗濯するだけで2cmほど伸びました。
逆に身幅は1.5cm縮んでいますが、これは全周で3cm縮んだということ。たかが数センチですが、これらは洋服1サイズぶんくらいの違いがあります。
店舗で何枚か着てみると分かりますが、同じMサイズでも裾丈や身幅は違ったりします。
あまり細かく比べるとキリがないですが、洗濯の伸び縮みを意識しながら試着するのがベターかと思います。
僕はなるべく身幅が緩くて裾丈が短いTシャツを選び、洗濯後に変化しても着れるようなサイズ感を意識しました。
色の好みは人それぞれだと思いますが、丈夫で長く使えるTシャツとして重宝するアイテムだといえるでしょう。ユニクロU クルーネックT