小柄の小松です。今回はユニクロUのモックネックプルオーバーについて。
元エルメスデザイナーのクリストフルメール氏とのコラボ企画であるユニクロU。2021年春夏もリリース予定ですが、先行販売してるものもいくつか存在します。
その1つがメンズのモックネックプルオーバー。2020年秋冬モデルと比較しつつ、サイズ選び・洗濯の伸び縮みなどについて書いていきます。
2021年春夏のユニクロUのモックネックプルオーバーをレビュー【2020秋冬との違い】
こちらが今回紹介するユニクロUのモックネックプルオーバー
身長162cmの小松はピンクのSサイズを購入しました。
秋冬モデルとの違いは生地の”薄さ”
結論からいうと2020年秋冬モデルとの大きな違いは生地の”薄さ”です。
どちらも綿+少量のポリウレタンという素材使いですが、春夏モデルのほうがよりサラッとした質感にアップデートされています。
薄くなったとはいっても、普通のTシャツよりは厚手なほう。
さすがにスウェットよりは薄いですが、肉厚なほうなので秋冬と春どちらでも使える厚さといえます。
ただし、洗濯すると特に下半分に少しシワができやすい。
秋冬モデルはつまんでもすぐ形が戻ってシワが出にくかったんですが、薄くしたことでそのメリットは少しなくなっています。
とはいえシワシワというレベルではありません。公式のレビューには致命的なんて書かれてたりしますが、おそらく脱水時間を長めにしていたのだと思います。
ちなみに他のブランドで春夏モックネックを見ましたが、そちらは生地がもっと薄く、洗濯したらシワが目立ちそうでした。
今回明るいカラーを選んでますが、アイロン掛けしてないシャツのような悲惨さはないので、洗濯後にそのまま着ても問題はないでしょう。
これは秋冬と同じ特徴ですが、ハリのある生地のおかげで上品な印象が感じられます。
今回ピンクという特殊な色を選んでるわけですが、色味は少し薄め。
ユニクロUの洋服は「くすんだ色」をメインに展開してますが、ピンクにもそれが反映されています。
「ピンクを男が着るのは変でしょ?」と最初は思っていましたが、使う面積を少なくすればメンズでも合わせられます。
まだまだ寒い時期に出たアイテムですが、秋冬らしい服と合わせればいまから使ってもOK。
他の色展開はナチュラル・グレー・ブラック・ダークグリーンですが、春の主力にするならナチュラルかピンクがおすすめ。
グレーやグリーンもくすんだ色ですが、襟元が高いモックネックなので単体で春の季節感を出すのは難しいでしょう。
裾丈が短いけどゆったりサイズ
生地の薄さ以外は秋冬モデルとそこまで変わりませんが、あらためて特徴を確認していきます。
まず裾丈に関してですが、基本的に短めに設定されてます。
ただし身幅は広めなので、腰まわりがガッシリした体型であってもパツパツになる心配はありません。
袖丈に関しては短めな印象です。
先端がリブに絞ってあるので、腕が短くても手首まわりで固定できる。生地が薄くなったことでリブの締め付けは少しだけ緩くなってますね。
その構造上、手首まわりにクッションができることになりますが、身幅の広さと相まって適度にゆったりした雰囲気を出すことができます。
ここ数年はどこもオーバーサイズな洋服が多かったと思いますが、この服は着丈は短くしつつ、袖や身幅で少しだけオーバーサイズを表現しているんですね。
サイズ選びは洗濯の”縮み”に注意
サイズ選びに関してですが、基本的には秋冬モデルと同じサイズで問題ないかと思います。
実際僕は秋冬にイエローのSサイズを買いましたが、今回の春夏モデルも同じSサイズ。
ただし洗濯後に縮みが発生するので、そのことだけ頭の片隅に入れておいたほうがベターです。
洗濯前後の伸び縮みを比較しました。
“身丈”となってますが、これはモックネックの襟部分を含んだ長さ。
襟は5cmほどですが、実際に着るときは2,3cmほど短い裾丈だと考えてもらえればOKです。
その身丈ですが、ボディ部分が1〜1.5cmほど縮みました。秋冬モデルは洗濯してもほとんど変わらなかったんですが、生地の質感が変わったことで縮みやすくなったようです。
なのでショート丈が嫌という人は、店舗で少し長めの丈を選ぶのがベターかと思います。
とはいえ身幅が広いので、個人的にはあまり気にしなくてもいいとも感じます。同じサイズでもバラつきがあるので、気になる人は店舗で試着して決めてほしいところ。
1サイズUPすると身幅がダボダボになるので、同じサイズの中で”厳選”するのがいいでしょう。
身幅や袖丈はほとんど変わらないので、裾丈だけ注意して選んでみてください。
・秋冬モデルとの違いは生地の”薄さ”
・裾丈は短いけどゆったりサイズ
・サイズ選びは洗濯の”縮み”に注意
ぜひ購入を検討してみてください。ユニクロU モックネックプルオーバー