小柄の小松です。今回はユニクロUのブルージーンズについて。
「黒とは別の色のパンツが欲しい」
「明るすぎず暗すぎないジーンズを試してみたい」
こういった理想に近いパンツを紹介します。
いまよりも着こなしのバリエーションを少し広げたい人向けのアイテムです。
ユニクロUのレギュラーフィットジーンズをレビュー【2021年春夏】
こちらが今回紹介するユニクロUのレギュラーフィットジーンズ
身長162cmの小松はブルーのサイズ30を購入しました。
スラックスのように滑らかな生地
黒・ベージュ・ブルーと3色展開のジーンズですが、このなかで1番ツボだったのがこの64ブルーです。
明るすぎず暗すぎない色で、一般的なジーンズよりも滑らかな生地が特徴。
なので着こなしにほどよく明るさをプラスしたいときに重宝する1本といえます。
青いジーンズといってもその色合いはさまざま。
明るすぎると下半身が目立ちやすく、かといって暗めだとアクセントとして使うには少し半端な印象があります。
その中間を攻めているのが今回のジーンズ。
ユニクロUでは「ありそうでない色」の洋服が多いですが、ジーンズでもその特徴が遺憾なく発揮されています。
滑らかな生地と書きましたが、その秘密は”織り方”にあるようです。
公式では”ブロークンツイル”と説明されてます。これは「ジーンズの織り目を一定の間隔で反対方向に並べる織り方」のことのようです。
言葉だけだと分かりにくいですが、まず普通のジーンズの表面はこんな感じ。
ジーンズは表面がデコボコしている印象があると思いますが、それは織り目が一定方向に続いて”ねじれ”が発生するのが理由らしいのです。
https://www.google.co.jp/amp/s/right-on.co.jp/amp/blogs/broken-twill
一方ユニクロUのジーンズは、よく見ると模様が不均一。図でいうと上のような構造のようです。
こうすると、生地の”ねじれ”を防いで表面が滑らかに見える。
スーツで使われるスラックスは表面が均一で滑らか。つまりこのジーンズはよりスラックスに近い風合いになっているんですね。
さらに穿き心地か柔らかくなって耐久性もUPするとのこと。
実際に穿いてみると、確かにサラッとした心地よさがあります。真夏は厳しくても初夏なら穿いても問題なさそう。
生地の重さ自体はユニクロのセルビッジジーンズと同じなんですが、織り方が違うだけで見た目も穿き心地も変わる。
大げさですがジーンズの奥深さを感じました。
・滑らかなので大人っぽく見える
・サラッとした快適な穿き心地
基本的にジーンズ=真逆のラフな洋服ですが、スラックスに近い風合いを意識したデニム生地。
洗濯すると風合いが変わりそうなのでまだ洗っていません。
消臭スプレーを使えば洗わないで清潔さをキープすることができるので、しばらくは洗濯せずに穿こうと考えています。
細すぎず太すぎずないストレートデニム
生地の次は”サイズ感”について。
レギュラーフィットという名前の通りで、細すぎず太すぎないストレートジーンズです。
ここ数年ユニクロが展開してるウルトラストレッチスキニーは、脚が太いとパツパツで穿けないということがありがち。
けれどこのジーンズはゆったりしてるので脚の形を拾いにくい。なのであまりストレスを感じずに穿くことができるでしょう。
ところで一般的なジーンズには右腰に小さいポケットがありますが、このジーンズのポケットは縦横ともに11cmほどあって大きめ。
収納力が高いというメリットはもちろんですが、ポケット自体が目立ちにくい位置に付いてるのもポイント。
この形だと、シャツ・Tシャツの裾をしまう”タックイン”をしたときに腰回りをスッキリ見せてくれるでしょう。
https://www.order-suits.com/psr_style/2015/02/post-297.html
どちらかというとスラックスのポケットに近いですね。
ジーンズのポケットは両端にリベットという金属パーツが付いてるので、ラフな印象が強い。
けれどリベットをなくしてポケット位置を高くすることで、スッキリした印象を足している。
つまり滑らかな生地だけでなく、デザインもスラックスの要素を取り入れたジーンズなんですね。
短足でもお直し不要で穿いてOK?
サイズ選びについてですが、ウエストに合わせたジャストサイズでも、1サイズUPして少し緩めに穿いてもOKだと思います。
生地そのものが滑らかなので、多少サイズを上げてもそこまで子どもっぽさは出ない。
とはいえジーンズ自体はラフな印象が強い洋服なので、ブルーやベージュを選んだら革靴とセットで使うのが安定でしょう。
身長162cmで短足の僕はサイズ30を購入。
ウエスト的には29で問題なかったんですが、裾幅・裾丈を考えて30にしました。
具体的には靴にかぶせられる裾幅。そしてロールアップしても適度に長い裾丈になることを考えました。
こうすると裾丈をカットしないでそのまま穿けます。
ただしウエストが緩いとシルエットがダボつきやすいので、この場合はベルトで腰回りをキュッと絞るのが良いでしょう。
2,3サイズ上げるとさずがにラフすぎるので、サイズUPのやりすぎは禁物です。
ちなみに秋冬の服装に使ってもOKです。
足元は明るくなりますが、暗い着こなしのときにブルージーンズを使うと、適度に明るさをプラスできるので。
黒・グレー・ネイビーと比べると難易度は上がりますが、たまには「パンツで変化をつける」という着こなしにチャレンジしてみるのもアリだと思います。
・スラックスのように滑らかな生地
・細すぎず太すぎないシルエット
・お直し不要で穿くなら1サイズUP推奨
あくまで提案ですので悪しからず。
ぜひ購入を検討してみてください。ユニクロU レギュラーフィットジーンズ