小柄の小松です。今回は丈夫で歩きやすいVANS(ヴァンズ、バンズ)のスニーカーについて。
オシャレな人が履いているイメージの強いVANSですが、自分ではうまくバランスを取れないのではと思う方もいるのではないでしょうか。
僕自身、VANSのスニーカーはハードルが高くて手を出せなかったんですが、実際に履いてみるとその使いやすさに驚きました。
そのなかでも特にシンプルな、モノトーンのモデルを紹介したいと思います。
スケーター以外も使いやすいモノトーンモデル
こちらが今回紹介する“SHOKUNIN” ERA V95CF H/SHIELD
まずこのスニーカー、ボディ・ソールともに完全にモノトーンで統一されています。
主な装飾は2つ。まずは「ピスネーム」と呼ばれるブランドロゴをあしらった布。
ブラックのボディに適度な存在感があって、悪目立ちしない装飾になっています。
もう1つがカカトに書かれた「OFF THE WALL」という文字。
一風変わった、型破りなという意味から「変な奴ら」という解釈が正しいそうです。
このデザインは赤いものがほとんどですが、モノトーンにすることで、VANSのコンセプトを引き継ぎつつ使いやすい見た目になっていますね。
ちなみにソールはオールブラックです。
このタイプのVANSスニーカーはベージュのソールが多いんですが、黒いとかなり印象が変わってきます。
つま先・中央・カカトそれぞれ形が違うのは他のVANSと同じですが、より凹凸があって滑りにくく、歩きやすさを追求したデザインになっています。
そしてこのスニーカー、アーティストや床屋・シェフなど「新しく何かを生み出す”職人”のためのシューズ」というコンセプトがあるようです。
職人向けと銘打ってはいますが、クールビズの規定が緩い会社であれば、スラックスに合わせても違和感はさほど出ないデザイン。
がっつりラフなスポーツ路線のスニーカーなのでスラックスとルーツは違いますが、少なくともNIKEのボリュームスニーカーなどと比べると違和感はだいぶ少なめ。
VANSにハードルの高さを感じている方にこそ手にとってほしい、 使う場面や人を選ばないスニーカーだといえます。
クッション性が高く、履き心地の変わらないインソール
3ヶ月ほど使ってるので使用感はありますが、インソール(中敷)は取り外し可能なカップインソールが使われています。
モノトーンボディと真反対の鮮やかなブルーですが、履いてしまえば見えないので特に問題はありません。
もともとコンバースのジャックパーセルというスニーカーを使ってましたが、比べてみるとインソールの厚みは全然違います。
ジャックパーセルはずっと履き続けていると靴底が少し沈んでくるんですが、VANSはインソールが薄いからか、靴のフィット感がほとんど変わりません。
同じスニーカーをずっと履くこと自体、靴への負担が大きいので良くないですが、そんなムチャな使い方に耐えられるのがVANS ERAの凄さ。
スポンジのような質感のインソールなので薄いのにクッション性も高く、仕事中に足が疲れるということは全く起こりません。
たかがインソール、されどインソールというのを感じさせます。
3ヶ月履いてもほぼ変わらない耐久性
週4,5回私服での仕事用として3ヶ月履いてきましたが、インソールだけでなくボディ全体の耐久性の高さも魅力的です。
まずカカトまわりはゴムで補強されています。多少無理して履いてもカカトが潰れにくく、形が綺麗な状態をキープしてくれます。
そしてボディとソールの繋ぎ部分。
ABCマートの店員さんに訊いたところ、通常のVANSスニーカーよりも接着力が強く、耐久性の高いつくりになってるようです。
とはいえ、さすがにずっと履き続けてるのでサイドは少し割れてきます。
それでもコンバースのジャックパーセルと比べると型崩れしている印象は少なめです。
またボディは水を弾く撥水性がある素材で、汚れにも強い。
防水スプレーを使わず雨の日もそのまま履いています。連日の使用でノリ跡が少し出てきてますが、それでも人からみたらわからないレベルです。
「新しい何かを生み出す”職人”向け」というコンセプトですが、これなら料理人が厨房で使ったとしても他のスニーカーより長持ちするでしょう。
サイズ選びは「足の甲のフィット具合」が基準になります。僕は25cmです。ジャックパーセルは25.5cm、adidasのスタンスミスだと25cmの脚サイズです。
デザインそのものはコンバースのジャックパーセルのほうが好きなんですが、安心して長く使えるスニーカーとしてオススメなのは“SHOKUNIN” ERA
リンク先のZOZOTOWNではサイズ欠けが多いですが、ABCマートの公式もチェックしてもらえると合うサイズが残っているかもしれません。ABC-MART.net