小柄の小松です。今回は好きな洋服を着るのが一番だという話について。
どんな服を着たらいいかわからないときは他人の意見が参考になりますが、好きな服の傾向がわかってくると、自分の考えと他人のアドバイスの間で揺れ動くことがあります。
理屈ではわかっていても、どうしても違和感がある。そんなときは思い切って好きな服を選んじゃえばいいという話です。
誰かのオススメ・トレンドより自分の好きな洋服を着たい【色・洗濯・直感】
繰り返しになりますが、誰かのオススメやトレンドが自分の好みとかけ離れてる場合、自分の好きな服を選ぶほうが幸せです。
人からのアドバイスは客観的なことが多いので参考になりますが、結局その服を着るのは自分自身だからです。
好きな色なら自然と着てしまう
好きな服を着ようぜなんて無責任な話ですが、やっぱり自分の好みというのはそれぞれにあるもの。その1つが色でしょう。
色は洋服のデザインやシルエットと比べると直感的にわかりやすいので、自分の好みがハッキリと出てきやすいからです。
僕のクローゼットは色数が少なめです。
白・黒・グレーにネイビー・ブラウン。デザインの一部に他の色が混じることがありますが、基本的にこの5色を主体に洋服を選んでいます。
柄だったり発色の強いカラーのものを試したことがありましたが、それらは長続きせず、すぐに着なくなって手放してしまいました。
ここ数年はチェック柄のトレンドがあり、その年毎に違う柄がプッシュされていますが、どうしても着る気になれない。
逆にチェックが好きという方もいると思いますが、どっちにしても自然と手にとってしまう色や柄のほうがシックリくるもの。
好きな色をハッキリしてれば、他人のアドバイスのなかからその色を選ぶこともできるので、ここは明確にしておいたほうがいいでしょう。
アイロン・クリーニング系は数枚持っててもいい
体型とかシルエットの好みも書こうと思ったんですが、それよりアイロン掛け・クリーニング系の問題のほうが大事かもしれません。
どんか洋服もケアは必要なので、その手間がかかりすぎると、めんどくさくなって結局着なくなりやすいので。
以前洋服の数を徹底的に減らしていた時期がありましたが、そのとき持ってた服は全部家庭用洗濯機で洗えるものでした。
ただ、最近はそこまで徹底しなくてもいいのではと考えるようになってます。
洗濯機で洗えない服には、その服にしか出せない魅力が詰まっていることもあるからです。
たとえばニットなんかが一番わかりやすいですね。
洗えるニットだとユニクロのエクストラファインメリノというのがあります。そのシリーズは使いやすいですが、生地が薄くて表情はあまりありません。
で、最近ラムウールニットというのを買ったんですが、こちらは基本的に洗濯機で洗えないタイプ(実験的に洗ってしまいましたが…)。
ふっくらとした生地でニットの暖かさもあって、秋冬に着れるのが楽しみで仕方がない。
ミニマリストさんのブログだと、こういったものは避ける傾向がありますが、洗えなくても独特の魅力がある服はいくつか持っててもいいんじゃないかと最近思うんです。
ただ、全部の洋服で風合いを優先すると厳しいのは事実。ウールのスラックス、色落ちするデニム、シワになるシャツなどキリがないですよね。
僕の場合はニットですが、人によって外せないポイントがあると思います。
ケアが面倒でもこれだけは譲れないというジャンルは1,2種類だけ決めておくのがいいのではないでしょうか。
直感は”経験の積み重ね”
メチャクチャ無責任に聞こえるかもしれませんが、自分の直感で買うというのも意外と侮れないところです。
その場のノリで買うだけのイメージがあると思いますが、直感はこれまでの経験値の積み重ねともいえるからです。
僕の場合だとこのトートバッグがそれに当てはまります。
汚れやすいキャンバスタイプ、持ち手が長すぎて引きずるバッグなど、最初は失敗が多かったんですが、このバッグはどっちの問題も起こらないお気に入り。
見た瞬間に「コレだ!」と直感的に思えたアイテムですが、これまでの失敗が確実に活きています。
洋服が好きになって1年目に失敗したものを2年目に買う確率は低いですし、好みがハッキリしてきたらそれに沿ったモノ選びが段々見えやすくなるもの。
だからといって返品不可のセール品を直感で買うのはリスクが大きいですが、去年より今年のほうが洋服に詳しくなってるのは間違いないはず。
ときには直感で選ぶというのも、自分だけのファッションを考えるうえでは大事なことだし、おもしろいものです。
僕自身がオススメアイテムを紹介してるブロガーなので何とも矛盾した話ですが、やっぱり自分が積み重ねてきた経験や好みが一番納得できるもの。
誰かのオススメ・理屈で固めると、外からの情報に流されて、虚しさに繋がってしまうこともあります。
月日が経つと考え方は変わってくるものですが、そのときどきの”自分の好き”を抑えないモノ選びが理想だと思います。