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2021年春夏の洋服もまだオーバーサイズがトレンド?【身幅・袖丈がカギ】

小柄の小松です。今回は2021年の洋服トレンドのサイズ感について。

洋服は”ナマモノ”と言われることがありますが、これは日々刻々とトレンドの”サイズ”が変化しているのも大きな理由の1つ。

ここ数年は着丈が極端に長いなど”オーバーサイズな洋服”が多かったですが、実は少しずつ傾向が変わってきています。

今回の考え方を知っていると、今後どんな服を買い、手持ちのどの服を残せばいいかのヒントが見えてくると思います。

2021年春夏の洋服もまだオーバーサイズがトレンド?【身幅・袖丈がカギ】

ということで2021年春夏のトレンドですが、オーバーサイズの名残りはまだあると思われます。

ただ、これまでのダボっとした印象を抑えた「部分的なオーバーサイズ」になっているといえます。

✴︎ところどころ2020年秋冬アイテムの写真を載せていますが、洋服のトレンドは徐々に変化するものなので、直近のアイテムからもその流れが見えてきます。

着丈の短いトップスが増えている理由

まず上半身に関してですが、着丈の短いトップスが増えている印象があります。

これまではオーバーサイズの流れもあって着丈や袖丈など全体的に緩い服が多かった。

その反動もあって、以前よりダボっとした印象が出ない服が広がってきているんですね。

とはいえいきなり細身の服を展開するのは極端すぎる。

そこでどうしてるかというと、身幅や袖丈でオーバーサイズを部分的に表現したものが増えています。

このアウターは2020年秋冬のものですが、上に書いたことはすでに多くのブランドが取り入れています。

このアウターは着丈こそ短めですが、袖まわりだけボリュームがあるのがわかるかと思います。

オーバーサイズというと着丈に注目しがちですが、袖だけ大きくてもその印象は出すことができる。

そして袖の長さに関してですが、長い服もあれば短い服もあるという印象です。

上のアウターは普通に着るとかなり袖が長いですが、袖先が手首まわりで固定できるので腕にクッションを付けることができます。

袖丈が長いほうがオーバーサイズな印象は強くなりますが、この形ならコンパクトに見せつつボリュームを出せる。

2021年春夏のユニクロUのモックネックプルオーバーをレビュー【2020秋冬との違い】①秋冬モデルとの違いは生地の薄さ/②裾丈は短いけどゆったりサイズ/③サイズ選びは洗濯の縮みに注意。春用として買うならナチュラルかピンクがおすすめです。...

ちなみに2021年春夏ユニクロUのモックネックプルオーバーも似たような形です。

袖丈は短めですが、先端をリブにすることでこちらもクッションができるようにしている。

この服も着丈は短めですが、袖丈で部分的にオーバーサイズを表現してる洋服の1つというわけです。

次に”身幅”についてですが、結論からいうと身幅が広い服が増えています。

当たり前といえばそうですが、身幅が狭い服・広い服を比べたら広いほうが大きく見えますよね?

つまり身幅も袖と同じく、ボリュームが出るように調整されているんですね。

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/62790/1088732

たとえばジャケットの身幅が広い場合、ボタンを閉じてもゆとりができます。

タイトな洋服はボタンを閉じたときにパツパツになって見栄えが悪かったりしますが、最初からゆとりのある身幅にすればボタンを閉じたときでもオーバーサイズの雰囲気を残せます。

逆にいうと、ボタンを開けたらダボっとして見える服も多いということ。

なので2パターン使えるアウター・ジャケットが欲しいときは、身幅がほどほどに緩い服を選ぶのがベターといえるでしょう。

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/62710/1086905

ちなみにすべてのブランドが着丈を短くしてるというわけではありません。膝下丈のロングコートを出すブランドもある。

膝上丈の細身コートと比べると、オーバーサイズの洋服はリラックスした雰囲気を出せるというメリットがあります。

2020年は新型コロナウィルスの影響で社会全体に重たい空気が広がっていますが、それを緩和するためにオーバーサイズを活用してるという捉え方もできる。

ただ、あまりにもオーバーサイズが続くとこれまでと印象が変わりにくいので、以前より着丈の短い服に傾いていくとは思います。

ちなみに着丈が短い服が増えているのは”ユニセックス化”の影響もあると考えています。

たとえばユニクロで比較するとわかりますが、女性用のトップスのほうが着丈が短いものが多い気がしませんか?

男性より平均身長が低いというのもありますが、レディースの服はスカートとのバランスを考えて上半身がコンパクトになったものが多い。逆にコートはそれに合わせて長かったりします。

そうすれば上が細く下が太い”Aライン”をつくれて、綺麗なシルエットができるからです。

ストレートパンツやフレアパンツなど、最近は男性の洋服でも下半身にボリュームがあるものが広がってきています。

けれど上下ゆるゆるだとダラしない印象が出やすい。そこで女性のAラインと同じように男性のトップスも着丈の短いものが増えているんですね。

上のパーカーとは違いますが、たとえばユニクロUのパーカーも2020年春夏からレディースライクなサイズ感に変わっています。

なのでこれまでと比べると、男女が互いの服を着ても違和感が少ない。

女性の着こなしをそのままマネしても上手くいくとは限りませんが、綺麗なシルエット作りだけを考えたら参考になることは多いでしょう。

ストレート・フレアパンツの本質とは?

次に下半身についてですが、上で書いたようにストレート・フレアパンツが広がってきています。

これまでは太いけど裾に向かって細くなる”ワイドテーパード”が多かった印象がありますが、最近は裾まわりにボリュームがある服が増えている。

裾が広がるフレアパンツだと難易度が高いので、どちらかというと裾まわりが直線的なストレートパンツのほうが今後定着しやすいかと思います。

ちなみにストレートパンツと聞くと裾まわりにボリュームは出なそうですが、実際穿いてみるとスキニー・テーパードパンツより裾が広がります。

とはいえフレア・ストレートパンツを使わなくてもトレンドを意識した着こなしはつくれます。

そもそもフレア・ストレートパンツ最大の特徴はテーパードパンツより裾が広いということ。言い換えれば「裾まわりにボリュームがある着こなし」であること。

このことを意識すれば、テーパードパンツを使っても時代遅れな印象は出ないで済みます。

たとえばこのスラックスは比較的細身ですが、足元には明るい柄が入ってますよね?

足元に目立つ装飾があるればそれだけで裾まわりにボリュームが出せる。

つまり細身のパンツでもフレア・ストレートパンツに近い印象を出すことができるんですね。

着こなしの季節は違いますが、これは足首が見えるアンクルテーパードでも同じこと。

これはフレア・ストレートパンツと比べると細く見えるスラックスですが、大きめの革靴やカラフルな靴下を使うことで足元にボリュームを出しています。

他にも足元にわざとクッションを付けてボリュームを出すなどアプローチはさまざま。

もちろんストレートパンツなどを使ったほうが簡単ですが、細身のパンツを展開してるブランドも多いので、すでに持っているパンツも活かす機会はあります。

なので全てをどちらかに統一するよりも、ストレートパンツとテーパードパンツは両持っていたほうがいろんな着こなしに対応しやすいかと思います。

靴や帽子も大きいモノを選ぶ

トップスは身幅が広く、パンツは裾まわりにボリュームがある服が多いと書きましたが、そうすると小物選びもそれに関連してポイントが見えてきます。

特に靴や帽子など”先端のアイテム”は大きめサイズを選んであげるのがベター。

そうすることで身幅の広いアウター・裾が広がったパンツの着こなしを簡単にまとめやすくなるからです。

たとえばシューズに関してはこういったタイプがおすすめ。

これらの共通点はどれも適度な装飾があることです。

革靴はソールに凹凸があり、スニーカーは膨張して見える白が入っていて、サンダルも同じく白い文字が彫られています。

こういったデザイン性の高い靴は、モノ自体が小さくても足元にボリュームを出せるので、広がりのあるトップス・パンツに溶け込みやすい傾向があります。

https://zozo.jp/sp/shop/o/goods-sale/52824611/?did=86829759

あとは帽子ですが、たとえばバケットハットだとこういった少し高さのあるタイプがベターです。

高さのある帽子は顔まわりに視線を集めやすく、トップス・パンツのボリュームが悪目立ちするのを防げる。実際上の着こなしでハットを隠すと、服のボリュームが目立つのがわかるかと思います。

もちろん帽子が苦手ならムリして買う必要はないですが、トレンドを踏まえたバケットハットはこの形になってることが多い。

バケットハットはニット帽・キャップと比べて大人びた印象が出るので、抵抗がない人は探してみるのもアリでしょう。

ということで今回のポイントは…

・着丈の短いトップスが増えている
・パンツは足元のボリュームを意識する
・靴や帽子も大きいモノを選ぶ

ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。

 

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