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オシャレ初心者が黒スニーカーを最初に買うべき理由【黒靴は”丸み”で選ぶ】

小柄の小松です。今回はこれからオシャレになりたいという人が黒スニーカーを選ぶときのポイントについて。

「オシャレは足元から」という言葉が昔からありますが、靴選びは洋服の着こなしを支えるベースとなる部分。

今回はそのなかでも特に汎用性の高い”黒スニーカー”の選び方について書きます。

「もう黒スニーカーは持ってるよ」という方もぜひ一度読んでみてください。すべての黒靴に共通する考え方なので、これを知ってれば”使いやすい靴選びの基準”ができます。

そしてこの記事は”顔の大きい低身長男子”の視点で書いているので、他のメディアとは方針が違います。特にコンバースが合わなかった人向けです。

オシャレ初心者が黒スニーカーを最初に買うべき理由【黒靴は”丸み”で選ぶ】

繰り返しになりますが、これからオシャレな服装をしたい男性にとって黒スニーカーほど便利なものはありません。

男性のファッションでは下半身をどう整えるかが大事なポイントになってきます。

ここでいう”下半身”とは主にパンツと靴のことを指しますが、黒スニーカーならほとんどのパンツに上手く合わせることができるからです。

黒靴はスラックス・ジーンズと合わせやすい

黒スニーカーとは文字通り黒いスニーカーのことですが、これは男性ファッションのベースになる強い味方。

男性が穿くパンツはジーンズ・スラックスが中心で、その色は黒・ネイビー・グレーなど暗めのものがほとんど。

それらに黒スニーカーを合わせると、脚を長く見せスタイルの悪さをカバーしてくれるからです。

たとえばこんな感じです。ここでは黒ジーンズに黒スニーカーを合わせています。

外人と比べると日本人は胴長短足なので、脚の短さをカバーする方法を考える必要が出てきます。そこで1番簡単なのが下半身を近い色でまとめるという方法。

この服装のようにパンツと靴の境目をなくせば、限界まで脚を長く見せることができます。

https://www.uniqlo.com/jp/semiordermade/sp/men/jacket/

スーツスタイルを見るとわかりやすいですが、人間の目は上が明るく下が暗い色という組合せに慣れています。

そこで黒はすべての色のなかで最も暗い色。黒い靴を使えば自然な服装に見せやすくなるんですね。

ちなみにパンツを必ず黒にする必要はありません。

両方黒のほうが脚長効果が高いのは間違いないですが、色が近いだけでも繋がって見える。なので基本的に”近い色”であれば問題ないわけです。

服装に明るさをプラスするために、白いスニーカーを”ハズし”として使う方法もありますが、まずは黒スニーカーでベースを整えるのが一番。

「黒スニーカーを使い続けていたらダサい」なんてことはありません。トレンド・流行が変化しても、黒スニーカーはいつも足元を支えてくれるアイテムといえます。

色・デザインの切替が少ない靴を選ぶ

ところで黒スニーカー選びのポイントですが、まず色やデザインの切替が少ないものを選ぶのが安全です。

すっきりしたデザインで色数か少ないものほど革靴のイメージに近づき、大人っぽい服装に見せることができるからです。

たとえばこういったスニーカーです。

中敷はカラフルな色ですが、表はすっきりしたデザインで色もほぼ黒で統一されています。まずはここを押さえましょう。

https://zozo.jp/sp/shop/adidas/goods/50103200/?did=81302480

逆に使いづらいのはこういったタイプのスニーカー。

白の面積が多く、ところどころに違う色のロゴが散りばめられているので、子供っぽさが加速します。

全く使えないということではないですが、合わせるパンツを工夫しないと足元だけが目立ってしまうので、最初の1足としてはオススメできません。

また、意外と重要なのがカカトの高さ。

カカトが高い靴だとパンツと当たってクッションができやすくなるので、上記のような出っ張りの少ないモノを選ぶのがいいです。

色の切替が少ないほうがいいと書きましたが、このように1ヶ所だけ小さくロゴが入ってる程度ならあまり問題ありません。

これは上と同じスニーカーですが、白タグの面積が小さいので、全体で見るとほとんど目立ちません。

ロゴが大きくなるほど全体のバランスを考える必要がありますが、上記のようなタイプなら無視していいレベルです。

顔が大きければ”丸みのある靴”を選ぶ

色やデザインを優先してほしいのは間違いないですが、それだけだとどのブランドでも扱っているので迷ってしまうと思います。

実は黒スニーカー選びにはもう1つ重要なポイントがあります。顔の大きい男性は”丸みのあるスニーカー”がいいということです。

洋服の着こなしは全体のバランスがとても大切ですが、顔を大きく見せないのもスタイルUPに欠かせないポイント。

実は顔の大きい男性が細くて小さい靴を選ぶと、相対的に大顔に見えやすくなってしまうのです。

こんな感じですね。

これはスニーカーではなくダンスシューズという革靴なんですが、女性が履くペタンコ靴のようにコンパクト。

足元が小さいほど顔の大きさが目立ってしまうので、下半身を近い色でまとめてもバランスが悪くなりやすい。これは身長が低い男性ほど不利です。

なので身長や顔の大きさなどの体型コンプレックスがある男性は、少しだけ丸みのあるスニーカーを選んでみてください。

顔とスニーカーの大きさが近いと差が出にくいので、バランスを取りやすくなります。

もともと僕はコンバースのジャックパーセルというのを使っていたんですが、段々脚も太くなってきたことでバランスが取りづらくなってきました。

そして日本人は甲高幅広の男性が多め。コンバースは縦長で横幅が細い靴が多いので、そもそもサイズを合わせるのが難しいんですね。

なので僕がオススメしたいのはこういった黒スニーカー。

ほどほどに横幅があるので、大きすぎず小さすぎないボリュームを出すことができます。

「下半身を黒でまとめているのに、どうしても足元に違和感がある…」

そんな方は”靴の丸み”を意識してみてください。この考え方は革靴・サンダルにも当てはまるので、靴選ぶで失敗する確率はグッと下がります。

一般的には黒スニーカー=コンバースというイメージが強いのですが、身長や顔の大きさなどスタイルが違えば相性は変わってきます。

世間の常識が自分にも当てはまるとは限らない。スニーカーだけでなく、丸みや脚の形に合わせて最適な黒靴を選ぶことを意識してみてください。

 

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