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派手な色の服が似合わない人のコーデの合わせ方【ヒント:面積と小物】

小柄の小松です。今回はカラフルな洋服の合わせ方について。

明るい色は地味な着こなしを華やかにしてくれるというメリットがありますが、肌の色などの関係でどうしても似合わないと感じる場面も出てきます。

僕自身もよく苦戦していますが、いくつかポイントをおさえれば違和感を減らすことができます。

今回の考え方を知っていると、カラフルな色への苦手意識を克服できるかと思います。

派手な色の服が似合わない人のコーデの合わせ方【ヒント:面積と小物】

ということで派手な色の服を使った着こなし提案です。

下記に使用アイテムを載せてますが、後ろの数字がサイズです。

使用アイテム
ユニクロU:モックネックプルオーバー(S)
ユニクロU:ダブルフェイスオーバーコート(XS)
ユニクロU:ジャージーテーラードジャケット(XS)
ユニクロ:前開きクルーネックT(M)
ユニクロU:ウールブレンドジャージーパンツ(73)
ユニクロ×JWA:カラーソックス(25〜27cm)
KLEMAN:FRODA(40)
ユニクロ×JWA:ヒートテックスヌード
ユニクロ×JWA:ニットグローブ(M)
KAIKO:ナイロンリュック
amp japan:イヤーカフ
Paul Smith:ブルーレンズサングラス

この着こなしで気を付けたポイントを書いていきます。

まずはメガネをかければOK

今回使うのはマスタードカラーですが、おそらくほとんどの方がこういった派手な色に苦手意識を持ってるかと思います。

実際こういった服を普通に着ると「ただ派手な服を着てる人」で終わってしまうことが多いです。

まず普通に着てみます。

このままだとカラフルな服が目立って仕方ないですが、このときまず重要なのは他に目立つ小物を使うということ。

主張の強い小物が近くにあれば視線を分散することができ、服だけが悪目立ちするのを防いでくれるからです。

そのとき1番便利なのはメガネ類をかけること。

顔まわりの小物はとりわけ目立つ部分ですが、そのなかでもメガネは人の視線が集まりやすいところ。

普通のメガネでもOKですが、より主張の強いものだとレンズに色が入ったサングラス型のほうが適しています。耳に付けるイヤーカフも同じ用途です。

上の状態からサングラスをかけただけですが、これだけで結構印象が変わりますよね?

メガネ類は発色の強い服を着たときほど絶大な効果を発揮します。

サングラスだと抵抗がある方も多いと思いますが、カラフルな洋服が悪目立ちするよりはマシと考えてもいいでしょう。

ちなみにこの考え方はタートルネックのときと基本的に同じです。

このTシャツは比較的落ち着いたカラーですが、メガネがあるだけでタートルネックの主張を抑えることができる。

これだけではまだトップスが目立ってしまいますが、まずは顔まわりに小物を使うのが1番簡単といえるんですね。

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色の面積を徹底的に減らす

次のポイントは色の面積を徹底的に減らすことです。

当たり前といえばそうですが、カラフルな色は面積が多いほど主張が強くなるもの。

なので上からジャケットなどを羽織り、少なくとも袖からはカラフルな色が見えないように工夫してみてください。

シンプルですが、これはとても効果的です。

明るい色は子どもっぽく見えやすいですが、ジャケット・スラックスなど大人びた服を合わせれば子どもっぽさを減らすこともできる。

そう考えると、カラフルな服はアウターとセットで使う前提にしたほうが簡単といえるんですね。

ちなみに足元にもカラフルな靴下を使ってますが、これはサングラスと同じ視線を分散させる効果を狙ってます。

靴下は面積が少ないですが、ちょっと見えてるだけでも存在感がある。

カラフルな色を2色も使うなんてハードルが高そうですが、今回はグレージャケット・スラックスという地味な服を使い、さらに足元もスーツ要素のある革靴。

つまりトップスと靴下に明るさを出せば、それらがほどよいアクセントになってくれる。慣れてしまえばこういった変則的な使い方も問題ありません。

コートスタイルでも考え方は同じ

上ではジャケットを使ってカラフルな色を減らしましたが、この考え方は秋冬のロングコートでも活かせます。

黒いコートを羽織れば色の面積が減りますし、さらにスヌードなどを巻けば首まわりも部分的に隠すことができる。

ジャケットよりも大きいアイテムを使うことになるので、むしろこちらの方が簡単ではないかと思います。

実際やってみるとこんな感じですね。

黒いコートは単体だと地味ですが、カラフルな服が入ったことで、むしろそのデメリットを解消することができます。

靴下もカラフルにしたことがここで活きてきます。チラッとしか見えてないですが、足元がちょっと明るいだけで結構印象は変わるもの。

ちなみにグレージャケットを羽織ったまま黒コートを着てるので、コートを脱いでも派手な印象はそこまで出ません。

カラフルな服を使うときは、コートを脱いでも大人っぽい状態をキープできるよう工夫してあげるのがいいでしょう。

こうしてみると、黒コートの着こなしではむしろ派手な色を使ったほうがバランスを取りやすい。

最初は抵抗があると思いますが、むしろ秋冬は明るい色を使うことに慣れておいたほうがいいでしょう。

ということで今回のポイントは…

・まずはメガネをかければOK
・色の面積を徹底的に減らす
・コートスタイルほど色が活きてくる

ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。

 

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