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低身長男子のコーデはショート丈アウターよりロングコートのほうが簡単です

小柄の小松です。今回は低身長男子のロングコートのメリットについて。

身長が低いと、それに合わせてとにかく短い丈の服を着たくなるものですが、丈を短くしすぎるのは逆効果。

そこで身長が低いからこそ取り入れてほしいのがロングコート。丈の短いショート丈アウターと比べてメリットを書いていきます。

低身長男子のコーデはショート丈アウターよりロングコートのほうが簡単です

繰り返しになりますが、低身長男子は丈の短い服より、ロングコートなどを羽織ったほうが簡単におしゃれに見せやすくなります。

理由はとてもシンプルで、腰位置や脚の短さなどスタイルの悪い部分をスッポリと隠してくれるからです。

たとえばパーカーにロングコートを合わせたこの着こなし。

このパーカーは少し大きめなので、単体だとサイズのチグハグさが浮き彫りになってしまいますが、ロングコートで覆い隠すとそれが一気に目立たなくなります。

目安としては膝が隠れるくらいの長さがベターですが、着こなしによっては少し長くてもバランスを取ることはできます。

もちろんロングコートなら何でもいいとは限りません。足首近くまである長さの”マキシ丈コート”だと、スタイルが悪く見えることに繋がったりします。

僕は身長162cmですが、着丈の長い洋服は高身長男子だけが許される特権だと思っていた時期がありました。自分には絶対ムリだと決めつけていたんですね。

ただコツが段々わかってくると、夏以外の季節はむしろコートを使う機会がかなり増えます。

それくらいロングコートは低身長男子を簡単にオシャレにし、自信を付けさせてくれるものなんです。

ショート丈アウターは難しい

身長が低いと着丈が短いショート丈アウターを選びたくなるものですが、ショート丈であるほど着こなしのハードルは上がります。

バランスの取り方がシビアになるので、1cm単位で気を配らないと難しくなってしまうからです。

たとえば以前紹介したテーラードジャケットの着こなし。

Tシャツとの着丈をなるべく近づけつつ、ジャケットよりは少し短めにすることでバランスを取っています。

こちらはテーラードジャケットと逆のパターン。Tシャツの裾が少しだけハミ出る長さの組合せを選んでいます。

腰まわりは体型がクッキリと出やすいポイントなので、ショート丈アウターだとかなり細かい工夫が必要になってくる。

高身長男子なら比較的簡単にできますが、低身長男子は”余白”が少ないので、ちょっとズレるだけでバランスの悪さが目立ってしまうんですね。

コートを羽織れないほど暑い時期は避けられませんが、そうでない限りは無理してショート丈アウターを使わないほうがラクなんです。

重ね着のバランスが取りやすい

スタイルの悪さをカバーしてくれるのがロングコートの1番のメリットですが、重ね着のバランスが取りやすいのもポイントです。

コートの中に着るインナーが明るくても、全体の色面積にメリハリが出て合わせやすい形になるからです。

明るいインナー+暗い色のコートは1番簡単な組合せですが、明るい色や目立つ素材をなるべく小さく見せるとスッキリとした体型に見せやすい。

これについては下記の記事でも書いてるので気になる方は目を通してみてほしいです。

低身長男子のファッションのポイント③「色・素材の面積」低身長男子の着こなしは「高さが足りない」というところから始まっていろいろと工夫すべきポイントがあります。 これまで①デザインの密度...

逆に、暗いインナーに明るい色のアウターを合わせる場合もあるかと思います。

そんなときもロングコートは活躍してくれます。

たとえばこんな場合ですね。コートのなかを上下黒にしています。

ロングコートを羽織ってることで体型をスッキリ見せつつ、地味にならないように簡単に色を足すことができます。

大人びた服装が増えると、秋などの季節は暗い色の服ばかり買ってしまうことがありますが、ロングコートをサッと足すだけでコーデが完成することが多いんです。

明るい色のロングコートだと、より着丈の長さに注意する必要がありますが、ショート丈アウターに比べたらハードルはかなり低め。

体型カバーだけでなく、重ね着のバランスが取りやすいのもロングコートの魅力的なところです。

「身長が低いから短めの服だけを着なきゃ」というのは思い込み。

最初は抵抗があるかもしれませんが、ロングコートに慣れてくれば、身長のコンプレックスは段々軽くなっていきます。

✳︎低身長男子の服選び・着こなしについては下記の記事を読んでもらえれば分かりやすくなります。

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